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ビジネス英語も「本田圭佑」流で 移籍会見に「背中を押される」人多数

   ACミラン移籍入団会見で、メディアの質問に英語で対応し、世間の注目を集めた本田圭佑選手。中には「英検3級程度…」「文法がめちゃくちゃ…」と多少うるさいことを言う人もいたようだが、「堂々としてるのがいいね!」「英語を自分で聞き取って英語で堂々と答えるという姿勢が凄くかっこいいわ」と、絶賛する意見がネットでも目立つ。

   多少間違いがあっても、通訳無しで外国人と対等に英語でコミュニケーションを取る姿が高く評価されたようだ。

不完全でもアウトプットし続ける

   何年勉強しても喋れるようにならないという英語コンプレックスを抱えた人は多い。特にグローバル化する企業に身を置くビジネスパーソンにとって、英語力はもはやマスト項目。日産やユニクロ、楽天など社内公用語を英語とする企業もでるなか、昇級を目指すなら専門知識に加えて英語力が無ければ話にならない、という企業も増えている。そんなビジネスパーソンに向けても、本田流の英語が脚光を浴びているようだ。

   「"ビジネスマン必見"世界で戦う本田圭佑はどのように英語を学んだのか?」(ビジネス英会話cyta.jp 、2014年1月18日配信)によると、本田選手の英語力が飛躍的に伸びた理由は、「自らを英語を使わなければならない環境に置いた」「単語やフレーズなどが不完全でもアウトプットし続けた」「定期的に英語レッスンし続けた」からだそうだ。

   日本人がこだわりがちな英文法の完璧さより、相手に伝わるコミュニケーション力がより大切なようだ。

   本田選手の姿に刺激を受けた人は多かったようで、「俺も外国人に話しかけてみたいがいつも勇気が無くて出来ない このインタビューは励まされたわ」などの意見もネットでは、見受けられた。(NF)