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「片道2時間通勤」「残業続き」で不調の症状 これって「ただの根性のなさ」なのでしょうか?

   片道の通勤に2時間から2時間半かかるという「新入社員」が、「私の症状はただの根性のなさなのでしょうか?」と悩んでいる。

   平日は、朝起きた段階から「もう無理」という言葉が頭の中に繰り返し出てきたり、激しくはないが「胃がキリキリする」症状が出たりしているという。Q&AサイトのOKWaveに寄せられた質問内容だ。

1年間のはずが、次の年も…

「通勤だけでへとへと」という人も
「通勤だけでへとへと」という人も

   「質問」では、現状のさまざまなポイントを箇条書きで紹介している。「残業は大体19時~20時まで」「家から(片道)40分のところに別の支店があるのでそこへの移動(異動)を申請したが、受け入れてもらえず」といった具合だ。会社側からは、近くで1人暮らしするよう「よく言われる」が、家賃補助は出ないそうだ。痴漢被害に触れていることもあり、質問主は女性とみられる。

   現在までの回答では、長時間通勤に対し同情的で、「2時間超えるとかなりキツイですね」「大変苦痛なことと思います」といった声が並んでいる。「根性が無い」わけではなく、「会社が悪い」という指摘も。

   ただ、結論としては概ね「会社近くへの転居」を勧めている。「家賃補助は出ない」ことに対して、自分の会社では補助が出るとして、「上司の上司」や社員会のような組織に相談する方法もある、とアドバイスしている人もいる。転職して通勤時間が(90分から1時間に)短くなり、楽になったというエピソードもあった。

   なお質問主によると、現在の2時間通勤の場所への通勤は、1年間のはずだったが、来年(度)からも変わらないと「宣告を受け」たそうだ。

   もし、直接「私の症状はただの根性のなさなのでしょうか?」と質問されたら、どのように答える会社(上司)なのだろうか。