2019年 10月 17日 (木)

「意識が高い学生」が就活で撃沈 「世界一周」すら役にたたない理由

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   意識が高い学生というのがいます。意識が高いというのには2つあって、一方は意識も高く実行力もあってとても素晴らしい学生もいるのですが、今回取り上げるのは意識だけが高くなってしまっている学生です。

   高い目標を掲げたり、社会に貢献したり、企画を行ったり、一見するととてもアクティブで良いとおもうのですが、なぜかズレてしまっています。

「意識が高い」にも2通りある

世界一周はしたけれど
世界一周はしたけれど

   意識が高いからいいじゃないか、意識が低いよりもぜんぜんいいという意見もあります。でも、そうでもないのです。今回はこの点を取り上げます。

   意識と対をなすのは、実行力です。

   意識の高い低いと、実行力のありなし、で2x2のマトリクスを作ってみます。

「意識が高くて、実行力に伴う人」

   これは、パーフェクトです。イチローみたいな人材です。目標を高く持って、子供の頃からトップを目指すためにはどうすればいいかを考え、努力を一日たりとも惜しまない。こういう人材は満点です。

   次に使える人材はどのタイプでしょうか?意識が高くて、実行力がないひとでしょうか?いや、「意識は高くないが、言われたことはやる」タイプのひとです。

   意識は低いけど、まずは言われたことからでもいいので、コツコツ実行できている。それなりに仕事はこなす人。これは、使いやすいのです。

   意識が高く、実行力が優れている人材だけで組織を作れればいいのですが、それはなかなか難しい。そこで、組合せ論になります。

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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