2019年 5月 23日 (木)

意外と簡単?プール付豪邸暮らし 人生観を変えるかもしれない「疑似体験」

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   日本人の住宅に対する執着心は、スゴいものがあると思います。

   日本人って住宅に関する幻想と憧れと所有欲にまみれているように見えます。40年の長期ローンをくんで、都外・郊外の小さなマンションを買うのがひとつのゴールです。そして、住宅を買うことで、人生が成功したと考えます。

   住宅がひとつのカルマになっているのだと思っています。

諸費用をいれても3万5000ドル

外観はこんな感じ
外観はこんな感じ

   たとえば、上の写真にあるような、物件があります。ゴルフコース内の、みどりに囲まれた閑静な住宅で、プライベートプール付き、庭ではBBQ(バーベキュー)ができて、30畳もあるようなリビングと、5メートルの天井高。ベットルームは3つあって、ゲスト専用のルームも子供部屋もつくれます。

   そんな夢のような物件にすむのは、夢のまた夢だとおもいます。

   しかし、です。ベトナムでこういうのに格安で住めることがわかりました。この写真のヴィラですが、賃貸できるのです。賃貸料は、1500米ドル/月です。たしかに絶対的な金額では家賃としては高いですが、都内で15万円払って住める物件とは桁違いです。

   礼金なし。敷金1か月だけ。家具付き、プールの清掃つき。即日入居可能。しかも6か月間で契約できます。

   試しに、ここに1年住むというシミュレーションをしてみます。

(家賃)
1500 ×12か月 = 1万8000 ドル
(電気や水道代)
50 ×12か月= 600ドル
(生活費)
1000 ×12か月 = 1万2000ドル

   生活費は日本の1/3-1/5くらい。だいたい、レストランで豪華にたべても、1000-2000円くらいで食べられます。4つ星ホテルのディナーが、だいたい25ドルくらいです。

   これらを合わせると、しめて3万600ドル。諸費用をいれても3万5000ドルくらいで使い切れないほどでしょう。毎日プールサイドでのんびりして、ゴルフの打ちっぱなしして、ビール飲んで、もあり余ります。

   3万5000ドル(350万円)を、高いとみるか安いとみるかは、各人の価値観ですが、普通の日本人の年収で足ります。手取り350万円というのは平均的なほうに入りますから、その程度でプール付豪邸で暮らすという人生の夢がかなうとおもうと、なにか日本人の住宅のカルマの根本のところが崩れ落ちていくような感覚になります。

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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