2019年 12月 13日 (金)

就活マニュアル本、「最新版」のウソ 鵜呑みにすると地獄を見る

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   前回に引き続いて、今回のテーマは「就活本の選び方」第2弾です。今回は就活マニュアル本・評論本についてまとめました。乱立して、どれがいいか悪いか悩む就活生も多いようですが、結論、私の本を読んでいれば十分です(ウソ)。

マニュアル本は「いつ刊行」が重要

その「最新版」、いつ書かれたのか?
その「最新版」、いつ書かれたのか?

   まずはマニュアル本について。

   結論、これを読むなら270円に値下げした『就活のコノヤロー』の方がまだまし・・・。

   いや、真面目な話、わざわざ買って参考になる本というのがほとんどありません。

   その理由は、刊行時期と誰が書いたか、という点にあります。

   刊行時期は、どの本も「2016年版」「2016年卒就活対応」などと書かれているじゃないか、と指摘する学生もいるでしょう。

   しかし、前回ご紹介したSPI本と同じく、内容を使いまわしているマニュアル本がほとんどです。

   内容を使いまわしている、ということはわざわざ定価で買う価値はありません。ブックオフなどで買うにしても、その内容の古さが気になります。

   たとえば、どんな質問・設問にも自己PRを絡めるべき、とするマニュアル本は多くあります。最初は良かったかもしれませんが、今はこの手を使う学生が多すぎ、採用担当者をうんざりさせています。

   同じように、グループディスカッションで司会をやった方がいい、とするものも同じ。

   マナー本などは内容が変化しないのですが、自己分析、エントリーシート、面接、グループディスカッションなどは時代によって変化します。使いまわしているマニュアル本は、変化に対応できていないまま「最新版」として販売されているわけで、それを鵜呑みにするのは危険です。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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