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創意工夫もない、そんな企画書で大丈夫?

   前回のパート3「人を動かす文章を書く」に続き、ビジネス電子本『これで書ける!ビジネス文書』(ジェイ・キャスト)のパート4「信頼される社内文書づくり」の冒頭部分を紹介する。

書式の例を知る

(第1節)帳票、契約書、規定など

   社内文書の中には、当面あなたが作らなくてすむ文書があります。

<1>帳票:経理部門用の帳簿や伝票類
<2>規則、規定:会社と社員との約束を明文化した文書
<3>契約書:会社と会社の法的な約束を明文化した文書

   以上は、ここでは取り上げません。ただ、それぞれの書式の例は知っておいてください。


(第2節)届け出には書式が

   遅刻・早退・欠勤・休暇届、出張届、結婚・出生・住所変更届、休職届など、社員個人の連絡事項を会社に届け出たり願い出たりする文書です。これらは会社が一定の用紙や書式を用意していますから、就業規則をもらうときに、一緒に一式もらっておくといいでしょう。いずれも「本人が」「すぐ」提出するのが原則です。


(第3節)通知書、依頼書などの「連絡文書」は

   会社全体あるいは一部署から社員に、仕事上の連絡や指示をするための文書類です。部署の 変更や役職の任免などを当人に示す「辞令」から、福利厚生関係の「案内」に至るまで、内容はさまざまです。これらは一括して「連絡文書」という名で、のちほど、書式と記入上の注意点を勉強します。


(第4節)報告書、企画書には創意工夫を

   社員から会社(直接的には上司)に、仕事上の情報を伝えるための文書です。書式は「連絡文書」の書式に準じます。しかし、どれも発信源はあなたです。あなたらしさを出すためにも、内容はもちろん表現方法にも創意工夫が必要です。これも、あとでくわしく勉強します。

<J-CAST BOOK電子ビジネス本『これで書ける!ビジネス文書』2013年Kindle版から>


(第5節以下、パート4の続きは電子書籍で。次回はパート5)