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夏場のシャツをめぐる「戦い」 「ノーアイロンOK」でも油断禁物

   読者の皆様、暑中お見舞い申し上げます。

   先日、隣のクリーニング屋さんから粗品を貰いました。「いつもありがとうございます」って。受け取りながら「いやぁ~、最近は利用回数が減って申し訳ないです」と心で謝りましたけど。だって、夏場は家で洗濯できる衣類が多くなりますから、自動的にクリーニングに出す回数が減るんですよね。

シワがあるだけで、くたびれた感が漂う

夏場はなぁ~
夏場はなぁ~

   最近のスーツは自宅で洗えちゃうし、当然ながらワイシャツなども自宅で洗ってノーアイロンOK。確かに夏場のアイロンかけは、自分が溶けてしまうのではないかと思うほど暑い!はっきり言ってアイロンかけは嫌いだ(笑)。

   ところがそんな私、街行く人々や会社訪問するたびに気になって仕方がないのが、「明らかにアイロンかけてないでしょ!」とわかるシワのあるシャツを着ている人たち。店頭では「アイロンいらず」をアピールして売っていますけど、それでも洗濯をすればどうしてもシワはつきます。いくらね、パン!パン!パンッ!と両手でシャツを叩いたってシワは残ります。特に胸元ポケット下あたりと背中に、なんとも中途半端なシワが。

   スーツの上着を着ている時期なら良いのですよ、見えないから。しかし上着がないこの時期は隠せない。洗濯して清潔なシャツであることはわかる。ツーンとくるあの臭いがしないのもわかる(決して積極的に嗅いでいるわけではない)。

   でも、惜しいんだなぁ。例えるなら、すごい美人さんなのに、ほうれい線が1本くっきりと入っているばかりにちょっと残念、みたいな。まぁ、何が言いたいかといいますと、ノーアイロンOKのシャツといえどもアイロンをかけようよ、ということです。

   その手のシャツは、サラッと軽くアイロンをかける程度であっという間にシワが取れます。当然ですが、パンツのシワもアウト!スーツに限らず、女性のスカートも同じ。シワがあるだけで、すご~くくたびれた感が漂うのです。生活感が前面に出てしまっているような。

   シワのないパリッとしたシャツやスーツを着るだけで「仕事が出来る人」と思わせることができます。毎日仕事で一生懸命戦っているとは思いますが、億劫がらずにぜひアイロンとも戦いましょう!もちろんアイロンかけの後は、キンキンに冷えた勝利のビールも忘れずに。(篠原あかね)