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「勢いのある街」で海外旅行を 暴走気味?でも気にしない

   サムライカレープロジェクトでは、研修プログラムに参加してくれた方に丸1日かけてプノンペンの街を案内しています。8-9月は毎週の様に新しい研修生がやってきます。その度に案内するのですが、毎回、新しい発見があります。

   今回も、イオンができる前はカンボジアNo1だったショッピングモールのスポーツ用品店に行ったら、見事に洋服屋に変わっていました。街ではフットサルとかバレーボールくらいしかやっている人を見ないので、スポーツ用品店とかは難しかったんでしょうか?

スーパー、コンビニ「急増」中

いろんなお店が・・・
いろんなお店が・・・

   しかも、入り口近辺では、シャンプーとか石けんとか売っていますし、この国で誰がいつ着るんだ?そのダウンジャケット!?的なツッコミも入れられます。

   一応奥の方に、スポーツ用品店だった残骸か、ちょこっとスポーツ用品コーナーもあるのですが、バットもボールもグローブもないのにキャッチャーのマスクだけがおいてあったりして、これまたステキです。

   また、サムライカレーのそばの3軒のスーパーマーケットが密集しているところに、先月オーガニックマーケットができました。さらに、先日行ったら、そのすぐ向かいにコンビニがもう1軒できてました。

   1年前までは、サムライカレーから歩いて行ける範囲にスーパーマーケットとかコンビニとか呼べるレベルの店は2軒しかなかったのですが、たったの1年で10軒以上。それも、新鮮な野菜もそろった大型スーパー、コンパクトなコンビニ、2階がお洒落な雑貨屋になっているマルシェ、オーガニック製品専門店など、その種類も多岐にわたっています。

   しかし、なんでまた徒歩30秒のところに5軒もまとめて作るんでしょう?東京でもコンビニが2軒隣り同士にあることがありますが、プノンペンの片隅のこの地区は歩いている人の数も、その人の財布に入っているお金の量も桁違いに少ないのですが。

他人の子供のように成長を見守る街を作っておく

   このように、街全体が暴走している感が漂う街、プノンペン。

   とりあえず、やってみる。失敗したら、次を考えて、やってみる。

   この勢いの中で生活してみるのは非常に楽しいです。

   我々はこの街で起業体験型の研修プログラムを提供していますが、ただ街を見て回るだけでも楽しめると思います。そして、一度じっくり見た後に、また2年後くらいにきてみてください。きっと、とんでもない変化を遂げているはずです。

   2年に一度くらい訪れて見て「どんな風に成長したかな?」と、他人の子供のように成長を見守る街を作っておくと、非常に楽しい海外旅行ができるようになりますよ!

(森山たつを)