2020年 1月 26日 (日)

「起業するべきではない」タイプの人 ポイント3点から判定

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   近年の起業ブームもあって、地元の県関係で定期的に起業を目指す方々向けのセミナー講師を務めさせていただいております。このセミナーに参加されている企業経営者の卵の皆さん、ものすごく熱心にセミナーを聞いていただき、話をする私にとっても、大変やりがいのあるセミナーになっています。

   実際、従業員向けのセミナーや研修とはかなり雰囲気が違うのです。寝ている人など一人もいない、一生懸命メモを取りながら目を皿のようにして私の話に耳を傾けてくれています。休憩時間やセミナー終了後には、列を作って私をあれこれ質問責めに。講師冥利に尽きる嬉しいことです。

人脈の力

起業したいが・・・
起業したいが・・・

   そんな中で一番多い質問は、「御自身の経験、あるいは多くの成功されている経営者の皆さんをご覧になってきて、何をおいてもこれだけは本当に重要と思う起業のポイントを教えてください」という類のものです。この手のご質問に対する私の回答のポイントは、たいだい3点に絞られます。

   まず第一に、「人脈力」です。起業における人脈の有無は最重要のポイントとなります。もちろん、直接の取引先となりうるいわゆる『持ち球』的な人脈がたくさんあるならそれに越したことはないですが、人脈経由の新たな人脈など自己の人脈を介した広がりは、無限の可能性を秘めています。

   困った時、行き詰った時などに思わぬ解決策を提示してくれるのも、こういった「人脈経由の人脈」だったりするのです。修羅場をくぐりぬけて立派な会社を作り上げた多くの成功経営者が口にしている「人脈なくして今の自社はない」という言葉の裏側には、そんな人脈が生む新たな人脈に対する感謝の気持ちが込められているのです。

   この話は言い方を変えれば、「人脈のない人は独立、起業をするべきではない」と言うことにもなります。例えばアイデア商品の類が大手量販店の目に止まり、取引が始まって起業したAさん。購買が一巡すると使い捨てにされ、約2年で廃業の憂き目に。「これは売れる。大化けしたら自社ビルも夢じゃない」などとおだてられ、淡い夢を描いて起業したものの、人脈不足で他の販路を開拓できないことが敗因でした。

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。 連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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