2020年 2月 20日 (木)

出遅れ組はあきらめの境地に立とう 今からでも間に合う対策はこれとこれ

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   今日のテーマは「就活生の五月病」です。今年(2017年卒採用)は選考解禁が6月。そこで5月はエントリーシート(ES)の提出締め切りが集中します。

   一方で、IT業界などを中心にすでに選考が始まり、内々定が出ている企業もあります。選考と内定出しが交錯する時期はどの年度にも存在します。それが、今年は5月なので「就活生の五月病」という次第。

自分の弱さを認められるか

うつむくな! 負けを認め、もう一度上を見よう
うつむくな! 負けを認め、もう一度上を見よう

   この五月病、大きな要因として就活生たちの企業研究・業界研究の遅れがあります。

   普通、学生たちは総合商社と決めたら総合商社、大手メーカーなら大手メーカーにしか目を向けません。他の業界や企業も含めていろいろと比較検討した結果ならまだしも、決めた理由の大半は「大手企業だから」「グローバルなことができそうだから」など、ごく浅いものです。それを志望動機にしたところで通るわけがありません。「社会貢献がしたい」「街づくりをしたい」「国と国を結びつける橋渡し役になりたい」などとひねってみても同じです。

   この企業研究・業界研究の遅れ、実は当の学生も気付いています。

「どうも、このままでは弱すぎる」「これでは、内定が取れないのではないか?」

そういう声が聞かれます。

   一方で、周囲の学生が内定を取るのを見て、焦ります。

「自分も早く就活を終わらせたい!」

この焦りは、ここ数年続く売り手市場も助長しています。ゼミやサークルの友人が順調に内定を取る中で一人取り残されるのは、自分が人より劣っていることを如実に示すことになります。自分の弱さを素直に認められる学生なら、「五月病」にはかかりません。が、大半の学生はそれができません。かくて、浅い企業・業界研究のまま、選考に突入することになります。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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