2024年 4月 19日 (金)

タイで夢見る「ボンビー脱出」 甘い! 最低やるべき準備がある

   最近、海外就業体験研修の運営が本業になっているのですが、海外就職研究家として、現地のエージェントの方々と定期的にお話しをして最新情報をいただいたりもしています。

   パソナタイランドの方からは、こんな話を伺いました。

「ない・ない・ない」でも幸せに

「微笑みの国」タイで優雅に暮らすには
「微笑みの国」タイで優雅に暮らすには
「数か月前、テレビ番組でタイ就職について放送されてから、問い合わせが多くなったんですよ。でも、その番組を見て応募してくる人の中には紹介できる求人がないケースもあり、ご希望にお応えできない場合も多いんですよね」

   そのテレビ番組とは「幸せ ボンビーガール」。2016年4月5日に放送されたもので、外国語もできない、職務経験もない、現地に知り合いもいないけれど移住して幸せになっている人の紹介です。

   番組の中でタイは、次のように紹介されていました。
・日本人が移住したい国ランキングで4年連続第2位
・日本企業が6000社以上進出
・タイに住む日本人は6万人以上
・日本語が通じる病院、デパート、スーパー、レストランも充実

   この情報は、間違っていません。日本人在住者は、大使館に届けられているだけで6万人以上であり、実際には10万人以上いるのではないかとも言われています。レストランも、ココイチ、大戸屋、モスバーガー、やよい軒などなど、日本のチェーン店をはじめとする日本食レストランがそこらじゅうにあります。(そもそも、レストランなんて日本語が通じなくても注文できるから心配ないと思いますが)。

   また、番組で紹介された人は、家賃8.8万円でプール・ジム付き、2LDKのマンションに住んでいるようですが、実際にこういう物件はあります。すごく快適です。ちなみに私も、カンボジアですが、家賃9万円でプール・ジム付き、2LDK、100平米、バストイレが2つずつある家に住んでいます。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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