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明治がタイミングよく利益確定、早稲田をリード FX対抗戦

   当節の学生生活は忙しいらしい。明治NSは「ほぼ電波の届かないところに遠征していた」そうで、相場に向き合う時間があまり取れなかった模様。早稲田YTも同様、腰を落ち着けて取り組む余裕があまりなかったようだ。結果としては、両君とも残高が小幅に上昇した。さまざまなファクターをにらみながらのFXバトルのさなか、早稲田YTは、「ヒラリー・クリントン候補の健康問題のような話題も為替に影響を与えるのか」と吃驚。

予想は外れたが結果よし(明治)

   9月12日(月)

   (1)20:57 101.770 ショート

   米早期利上げ観測を背景に欧州株安が進行し、相場のトレンドとしては円買いが進んだ。そこで打診的にドル/円を売ってみることにした。

   (2)20:57 101.752 決済

   売った瞬間、勢いよくドル/円は下げたが、またすぐ上がってきたので瞬間的に決済をした。その間わずか16秒であった。損益は+5.4円。

   9月13日(火)

   (3)11:56 101.693 ショート

   昨日からの下降トレンドが続き、少し小反発したところでまた下降すると思い売りに。全体的にマーケットの動きはボラティリティ(価格変動の度合い)が小さく、リターンを得る機会が少ないようだ。

   (4)12:18 101.687 決済

   相場は予想通りには動かず、少し上昇したが、その反発もあって下がったところですぐに買い戻した。損益は+1.7円。

   その後、0.8円分上昇していくこともあって、下降トレンド継続という予想は外したが、結果としては利益確定したタイミングは間違いではなかった。

   (5)14:50 101.895 ショート

   短期的な動きとしては上昇トレンドに乗って、一時は102円台をつけたが、すぐに押し戻されていた。マーケットとしてはドル買いする見方は劣勢で、また下がっていくだろうと思いショート。だからといって、円売りの要素も少ないので、あまり方向性はつかない揉み合い状態になるのではないか。

   (6)17:45 101.793 決済

   揉み合いをしている相場では、一定の範囲内で上下するので、下がったところで利益確定した。損益は+30.5円。その後を見ると、決済後まもなくドル買いが進んだ。

   先週からの損益 +37.68円

   現在 1352.82円

米大統領選の健康問題も材料!(早稲田)

   9月12日(月)

   欧州の株価が全面安になったことと、NYダウの先物も下落していたことから、リスク回避のために円買いが進むと予想した。予想通り、大幅な円高が進行した。この日の為替に関するニュース記事を読んでいると、複数のメディアが、円高が進んだ原因として、米大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン氏の健康問題を挙げていた。こういった話題も為替に影響を与えるのかと驚いた。

   1ドル102.15円で売り、1ドル101.89円で買った。

   1301.49円が1327.53円になった。

   9月13日(火)

   FRBの理事が前日の講演で利上げに慎重な姿勢を示したことで、円買いが進んでいた。このまま円買いが進むと予想したところ、実際には円安方向に振れてしまった。原因は日経平均株価が上昇したことと、円買いが一服したこととされている。やはりタイミングを探るのは改めて難しいと感じた。

   1ドル101.92円で売り、1ドル102.12円で買った。

   1327.53円が1306.87円になった。

   先週からの損益 +5.38円

   現在 1306.87円