2019年 6月 19日 (水)

上から目線上司と付き合うには 「勝たせ上手」に徹すること(高城幸司)

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   ヒエラルキーとは、階層制や階級制のことで、おもにピラミッド型の組織構造を指します。もともとカトリック教会や正教会などが階層的な組織を持っていたことに由来し、例えば、カトリック教会なら教皇―大司教―司教―司祭というヒエラルキーが存在します。

   これが、職場となると、上司―部下や先輩―後輩という具合に階層的になっています。このヒエラルキーを実感するのは、直属の上司と軋轢があるときではないでしょうか。

職場のヒエラルキーは破壊できないので
職場のヒエラルキーは破壊できないので

私が経験した「ダメだし」上司

   私もヒエラルキーを体感したことがあります。入社して管理職としてのびのび仕事ができていたのですが、部長が交代して状況が一変。

「何事もすべて報告して、判断を仰ぐようにしてくれないと困る」

と言われ、それから事細かに報告するように心がけました。

   ところがダメだしばかり。修正して「これでどうでしょうか?」と何度話しても受け入れてもらえない。このままでは仕事が進まない状態になる......と危機感を募らせて役員に相談をしたところ、

「(上司と)話し合いが足らないのではないか」

と突き放されました。

   おまけに役員から部長に「高城君が君を飛ばして、自分に相談に来た。もっとしっかりマネジメントするように」と教育的指導が入ったことで、自分と上司の関係は最悪な状態になってしまいました。まさにヒエラルキーの包囲網で袋小路に追い詰められた状態。こういう状態でこそヒエラルキーは痛感されるものかもしれません。

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。「高城幸司の社長ブログ」
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