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早稲田が小差ながら逆転 明治は読みが外れ FX対抗戦

   年が明け、学生には試験の準備などもあり、両君とも活発な取引は手控えている模様。早稲田YTは、柔軟に値動きを読みこつこつと利益を積み増した。明治NSは、ドルの下げ渋りをみて勝負に出たが下げが続き、機敏に損切り。さらにロングポジションを取って値上がりを待つ。この取引の結果、小差ながら早稲田が明治を逆転した。

経済指標を読み予想が的中(早稲田)

1月5日(木)

   午後にいったんドル売りが優勢になっていたものの、夕方になって米10年債利回りが上昇したことや欧州の株価が上昇に転じたことから、ドル買い円売りが進むと予想した。予想通りドル買いが進み、一時1円以上円安となった。

   1ドル115.89円で買い、1ドル116.38円で売った。

   2056.34円が2105.87円になった。

1月6日(金)

   この日はオフショア人民元の人民元安ドル高が落ち着き、ドル高が優勢となっていた。しかし、米10年債利回りが下落していたことや、欧州の株価も下落していたことから、いったん円買いドル売りが優勢になると予想した。予想通り、円高が一時的に進んだ。(早稲田YT)

   1ドル116.15円で売り、1ドル115.89円で買った。

   2105.87円が2131.56円になった。

先週からの損益 +75.22円
現在 2131.56円

早い損切り、せめてもの救い(明治)

   年明けのドル円相場は急激なドル高をけん制する動きがあり、1ドル118円台から始まり115円台まで一時下落したが、1月6日金曜日の雇用統計の結果を受け、117円台まで反発した。雇用統計で、非農業部門雇用者数(15.6万人増、予想17.5万人増)が予想を大きく下振れたが、失業率(4.7%、予想4.7%)が予想通りで、平均時給も高水準になったことが好感されたとみられる。

   為替相場はトランプ氏の大統領選後初となる記者会見でインフラ投資などに関しての発言をするかどうかや、イエレンFRB議長の講演などが注目されている。

   取引は、1月5日9時前後に117円台半ばから116円前半までと1円以上円高が進んだところで下げ渋りをみせたので、これから反発があるとみてロングした。しかし、結果はまたそこから下がり続け115円半ばまで下落した。損切りを少し早く実行できたことがせめてもの救いである。

   また、その後反発したのでそのトレンドに乗ろうとロングした。このロングポジションは翌週までもって、117円台までいったら決済しようと考えている。(明治NS)

取引履歴

(1)01/05 11:58 116.546 ロング
(2)01/05 14:19 116.160 決済 -38.60円
(3)01/05 18:13 116.341 ロング

先週からの損益 -38.60円
現在 2104.85円