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早稲田が明治をじわじわと追いあげる FX対抗戦

   明治NSが事情により参戦できず、早稲田YTだけの登場。経済指標を見ながら予想を立て、それに沿って取引を行ったが、トランプ米大統領の発言で逆の流れになり、損を出すこともあった。データだけでなくニュースへの目配りも大切だと反省。トータルとしては、小幅に利益を出し、明治との差をじわりと詰めた。

ニュースに、より敏感に(早稲田)

1月31日(火)

   欧州の株価が上昇していたことと、米10年債利回りも上昇していたことから、ドル買い円売りが優勢になると予想した。予想通り円安が進んだが、その後トランプ大統領が「日本と中国は為替を操作している」と発言したことを受けて、急激に円高が進んでしまった。ニュースに、より敏感になるべきだと反省した。

   1ドル113.52円で買い、1ドル113.00円で売った。

   2215.34円が2163.58円になった。

2月7日(火)

   この日はフランス大統領選で極右政党の候補が勝利するとの世論調査が出て、欧州の先行き不透明感への警戒から、ユーロ売りが優勢になっていた。また、米国の10年債利回りが上昇していたことから、ドル買いが進むだろうと予想した。予想通り、円安が進んだ。

   1ドル112.15円で買い、1ドル112.47円で売った。

   2163.58円が2195.17円になった。

2月15日(水)

   米国で主要経済指標が相次いで発表された。初めに発表された消費者物価指数と1月小売売上高が予想を上回る良い数字であったため、ドル買いが優勢になるだろうと予想して取引を開始した。しかし、取引後に発表された鉱工業生産指数は予想を下回ったため、ドル売りの流れが強くなったため、取引を終了した。

   1ドル114.51円で買い、1ドル114.60円で売った。

   2195.17円が2204.32円になった。

2月16日(木)

   欧州株が全面安となっており、NYダウ先物と米10年債利回りがいずれも低下していたことから、ドル売りが優勢になるだろうと予想した。予想通り円高が進み、1ドル113円台後半から1ドル113円台前半まで低下した。(早稲田YT)

   1ドル113.79円で売り、1ドル113.50円で買った。

   2204.32円が2233.61円になった。

前回からの損益 +18.27円
現在 2233.61円