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ポロシャツ姿のタクシー運転手、あまり見かけないと思いませんか?

   皆さんは、タクシー運転手さんの服装を気にして見たことがありますか?

   仕事でタクシーを利用することが多い私。今回は、タクシー運転手さんとのやり取りから感じたことをお話します。仕事柄、つい服装をチェックしてしまう私ですが、多くは制服またはワイシャツにジャケットといった感じでしょうか。これまでで一番びっくりした服装は――。

  • 今度、タクシー運転手の服装チェックしてみては・・・
    今度、タクシー運転手の服装チェックしてみては・・・
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沖縄はかりゆしウェアで気さく

   ある夏の暑い日、地方都市で乗ったタクシーで、なんと運転手さんの姿は白のランニングシャツ! そう下着です! まるで映画で見たどこかの大将のようで、未だに忘れられない光景です。

   さて、国内における運転手さんの服装=制服またはワイシャツという刷り込みがある私ですが、出張で沖縄県へ行くと状況が一変します。

   制服を着用する運転手さんよりも、かりゆしウェアやポロシャツなど、気候に合わせた服装の方が多いです。また、運転手さんも気さくで、ひと言言葉を発したら到着するまでお喋りを楽しむこともできます。

   沖縄県は日本屈指の観光地ですから、運転手さんも話上手です。私は運転手さんとのお喋りもタクシーに乗る楽しみのひとつで、短時間ながらもさまざまな情報を得ています。

   とはいえ、時にはビックリする出来事もあります。それは行先を忘れてしまったり、曲がる場所を何回も通り過ぎてしまったり、メーターを倒すのを忘れてしまう、などなど。これらはプロの運転手としては残念な行動といえるでしょう。

   このような場面は沖縄県に限らず、日本全国どの地域でも一定数遭遇します。そして共通しているのは制服を着用していない、私服でもちょっとだらしない着こなしをした方が多いのです。

制服には「効果」がある

   先述のランニング姿の運転手さんも道を間違え、トランクが途中で開いても気にせず走行。私は荷物が飛び出すのではないかとヒヤヒヤして車を止めてもらい、自分で降りてトランクを閉めました。

   このような経験から感じることですが、制服着用には意味があると思います。「これから仕事をする」「お客様からお金をいただく」といった職業人としての気持ちの引き締め効果があるのではないでしょうか。

   これは私服の場合も同様で、家で寛ぐ着方ではなくきちんとした着こなしをすることでオンオフの切替えができます。今回は、私服が多い沖縄の運転手さんを例えにしましたが、着こなしがしっかりしている方は、どんなに会話が弾んでもプロとしての仕事をしてくださいます。

   出張頻度が高く馴染みある沖縄で、次回はどんな運転手さんと出会えるか楽しみです。