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「トランプ相場」を読みこなし、早稲田が逆転狙う FX対抗戦

   国際情勢をめぐる話題として注目されている米ドナルド・トランプ大統領に絡んだ「ロシアゲート」。コミー前FBI長官の解任や、信ぴょう性はともかく、現地ではトランプ大統領とロシアとのさまざまな疑惑が報じられ、それが米国市場、ひいては世界の為替市場の動きに影響を与えている。

   明治NSが事情により参戦できず、早稲田YTだけの登場が続くが、「トランプ相場」を読みこなし、早稲田YTが一気に逆転を狙う。

読みピタリ! 順調に利益重ねて......

5月12日(金)
   この日は日経平均株価が下落したことと、米10年債利回りも低下したことを受けて、円買いドル売りが進むと予想。米国の通商代表部が議会上院でようやく承認されたというニュースも円買いを後押しし、予想通り円高が進んだ。
   1ドル113.82円で売り、1ドル113.60円で買った。
   2252.54円が2274.31円になった。

5月17日(水)
   トランプ大統領が解任したコミー前FBI長官に、以前ロシアとの関係を巡る捜査を中止するよう伝えていたことや、機密情報をロシアと共有したことが発覚。こうしたトランプ大統領への不信感から米10年債利回りが大幅に低下していた。このことから円買いドル安が進むと予想した。予想を超える円高となり、この日だけでも2円以上円高となった。
   1ドル112.50円で売り、1ドル112.00円で買った。
   2274.31円が2324.29円になった。

5月23日(火)
   朝方に英国のマンチェスターの大型ドームで有名アーティスト公演後にテロが発生したという一報が入ってきた。また、米国ではトランプ大統領による情報機関への口止め疑惑が報じられた。これらの外的リスクより、ドル売り円買いが進むと予想。しかし、思ったように円高は進まず、苦しい展開となった。
   1ドル111.10円で売り、1ドル111.00円で買った。
   2324.29円が2334.13円になった。

5月26日(金)
   この日は米国の1~3月期GDP改定値が発表され予想を上回る上方修正だったことや、米10年債利回りが大幅に上昇していたことから、米国経済の堅調さを好感し、ドル買い円売りが進むと予想した。予想どおり円安が進み、きっちり利益を出せた。これで、明大NSを逆転した。
   1ドル111.05円で買い、1ドル111.25円で売った。
   2334.13円が2354.67円になった。

5月30日(火)
   この日は日経平均株価が大幅に下落していたことや、米10年債利回りも同様に下落していたこと、前日に北朝鮮のミサイル発射による地政学的リスクが再び上昇したことなどから、円高が進むと予想。思った以上に円高が進み、利益を出すことができた。
   1ドル110.92円で売り、1ドル110.75円で買った。
   2354.67円が2371.42円になった。

   前回からの損益 +118.88円

   2017年5月8日現在 2371.42円