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痛ッ! 見誤ったトレンド 早稲田、思うように伸ばせず FX対抗戦

   米国でトランプ大統領に絡んだロシアゲート問題がくすぶるなか、英国ではメイ首相が「EU離脱」に向けて勢いづけようと議会下院の総選挙が行われた。外国為替市場も固唾を飲んで見守った、この選挙。メイ首相の思惑どおりに運ぶかどうかの「読み」が問われた。

   明治NSが休戦。早稲田YTは「勝ち」を積み重ねることができたのか――。

円安、予想外に進まず......

6月2日(金)
   この日は日経平均株価が2015年12月以来の2万円台に乗ったことを受けて、円安が進むと予想した。予想どおりに円安が進んだものの、この日の深夜に米国で5月雇用統計の発表が控えていたため、リスクを警戒してか積極的な取引は見られず、予想したほど円安は進まなかった。
   1ドル111.60円で買い、1ドル111.70円で売った。
   2371.42円が2381.54円に、10.12円を積み上げた。

6月6日(火)
   この日は日経平均株価が2万円台を割ったこと、米国債の10年債利回りが大幅に下落したこと、また8日に控えた英国の総選挙の不透明感から、ドル売り円買いが進むと予想。これが当たり、また予想以上の円高となったことで、利益を出すことができた。
   1ドル110.25円で売り、1ドル109.85円で買った。
   2381.54円が2421.27円になった。

6月9日(金)
   注目された英国の総選挙は、出口調査でメイ首相率いる保守党が過半数を割ったことが分かり、今後の欧州連合(EU)の離脱に向けての交渉がより一層不透明になることから、ドル売り円買いが進むと予想した。しかし、その後に欧州株が軒並み上昇したことや、米国債の10年債利回りも上昇したことで、次第にドル買いの流れが強くなっていった。
   トレンドを見誤ってしまった今回の取引を反面教師にして、今後の取引に臨んでいきたい。
1ドル109.95円で売り、1ドル110.30円で買った。
2421.27円が2386.59円になった。

   前回からの損益 +15.17円

   2017年6月9日現在 2386.59円