2019年 11月 21日 (木)

覚悟をみせろ! 「仕事のやり方」を変えていくのは社長、アナタだ!! (江上剛)

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   新しく中途採用の社員が入社したのをきっかけに、仕事のやり方を変えていきたいと考えています。そのことは、彼にも現在勤めている社員にも伝えていました。ところが、古くから在籍する社員は、頑として新しい仕事のやり方を受け入れようしません。その彼が、以前の会社の仕事のやり方を押しつけようしたことが原因のようですが、会社もそのやり方のほうがよいと判断して進めようとしているのに反発するのです。彼も強引だった点は反省しているようですが、両者はギクシャク。どう進めていけばいいのか。妙案はありませんか?

   アナタの会社、どうしようもないですね。リーダーがいないのですか?

  • 会社を引っ張るのはアナタだ!
    会社を引っ張るのはアナタだ!

中途採用の彼は遮二無二がんばったのに......

   中途採用の社員が入社して、それをきっかけに仕事のやり方を変えるなどというのは、現場の思い付きでやれる話ではないでしょう。

   彼も強引だった点を反省している? なんですか、その言い方は。

   彼は、自分が期待されていると思って遮二無二がんばったのに、「君のやり方がちょっと強引だったね」なんて言われたら、二階に上がって梯子を外されたのも同然でしょう。

   中途採用の理由に、会社の仕事のやり方を変えるというのがあるなら、これはまさに社長の仕事です。

   もしかしたらアナタは社長ですか?

   それなら社員に、会社の仕事のやり方の問題点、改善の方向性などをきちんと説明するべきです。

   そして仕事改革のリーダーに中途採用の彼を任命するなら、彼の位置づけをみんなに徹底するべきでしょう。

   その上で彼がどのように仕事のやり方を変えたいのか、古株の社員や他の社員たちと徹底して議論させねばなりません。

   彼のやり方が、パーフェクトというわけではないからです。

   その議論の場には、社長であるアナタ自身も深く関与しないといけません。

   このように社長あるアナタがリーダーとして皆を引っ張ってこそ、仕事改革は上手くいくのです。

   中途採用の彼に任せっぱなしにするのは、せっかくの人材を活用できていないことになるでしょう。

江上 剛
江上 剛(えがみ・ごう)
作家。1954年兵庫県生まれ。早稲田大学卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。同行築地支店長などを務める。2002年『非情銀行』で作家としてデビュー。03年に銀行を退職。『不当買収』『企業戦士』『小説 金融庁』など経済小説を数多く発表する。ビジネス書も手がけ、近著に『会社という病』(講談社+α新書)がある。
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