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株価続落、一時600円超す 米金利上昇を嫌気

   東京株式市場で日経平均株価は2018年2月5日、大幅に下落。前取引日(2日)比の下げ幅は一時615円10銭安となり2万2659円43銭を付けた。下落幅は、米大統領選でトランプ氏が優勢との見方が強まった16年11月9日以来の大きさだった。

   終値は592円45銭安の2万2682.08銭。東証1部に上場する全銘柄を対象とした東証株価指数(TOPIX)も続落して、40.46ポイント(2.17%)安の1823.74で終えた。

  • 株価続落……
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米株式市場の下落を受けて......

   米ニューヨーク債券市場では2月2日、長期金利の指標となる米10年物国債利回りが急上昇したこともあり、株式市場が下落。その流れを受けて、国内投資家の運用リスクを選好する姿勢が後退して、幅広い銘柄に売りが出た。

   米国ではこれから減税が実施され、国内投資を増やすインセンティブが働くことになる。景気はより過熱してインフレ期待も強まり、さらなる金利上昇が見込まれる。