2024年 4月 26日 (金)

注目の発言、米パウエル議長VS日銀・黒田総裁 そのとき、早稲田、明治、慶応は......

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   2018年2月27日、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の発言に注目が集まった。米下院金融委員会での議会証言で、パウエル議長は米国の景気やインフレ見通しに強気な見方を示し、「さらなる漸進的な利上げ」を表明。市場はこの発言をややタカ派的と受け取り、利上げペースの加速に備える動きを示した。

   米10年国債利回りが一時2.9%台の水準まで上がると、ドル買いが優勢となり、1ドル107円前半だったドル円相場は107円後半にまで上昇。その半面、米株式市場では金利上昇に対する警戒感から、ダウ工業株30種平均が急落した。

   その一方で、日本銀行の黒田東彦総裁がゼロ金利政策の出口戦略の時期を2019年度頃と示唆するとドル売りに傾き、1ドル105円25銭まで反落した。

   下げトレンドの維持を確認。売り増しを検討する早稲田大の惟光。無理せず静観した明治大のWR。慶応大の石油王は果敢に攻めたものの、予想外に売り圧力が弱く......

  • 慶大、つまづく……
    慶大、つまづく……
  • 慶大、つまづく……

下げトレンドの維持を確認 売り増しを検討(早稲田)

2月27日(火)
 売りで100ドルの保有建玉を保有。このところ値動きが乏しく、大きな実線が伴わないローソク足が多い。したがってポジションに手を加えることはなかった。2月13日から15日にかけて、大きく値が下がったため、日足チャートの移動平均線から、ローソク足が大きく離れてしまった。それもあって、行き過ぎた値の調整という意味でも数日は変化の乏しい日が続いていることは仕方がない。

3月3日(土)
 前日の金曜日は、長い下ヒゲを付ける形(長いヒゲの出現は、ひとつのトレンドが終わり、新しいトレンドに移行するポイントを示す。たとえば陽線で長い下ヒゲを付けた場合、相場が大底をつけた可能性があることを示唆している)で終わった。
 安値は2月16日の直近の最安値である105.537円を下回り、105.238円となった。2月28日、3月1日、2日と強い陰線を残しながら下げのトレンドが形成された。先週は一時的にボックス相場が形成されていたものの、2月13日から15日にかけて見られた、3日連続の強い陰線が再び見られた。したがって先週よりは安心して売りポジションを持ち続けることができていると判断した。
 今週は、下げトレンドの持続が確認できた。ラインチャートの週足を開いてみると、2017年4月9日と17年9月3日の値がサポート線となり、107円70銭から114円の間にかけて大きなボックス相場を形成してきた。しかし、ボックス相場のサポート線を割り、16年11月のトランプ相場によって急上昇した山を折り返すような形になりつつある。一度サポート線を抜けたトレンドは、勢いに拍車がかかるものだ。一時的に値が反発し上がったところで、売り増しをしようかと検討している。

保有建玉 売り100ドル

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
3月3日現在 8913円

「自分の取引ルール」実践磨く(明治)

   今週は時間がなく、チャートの動きもイマイチ把握できなかったので取引は見送った。投資のトレーダーの友人から無理なトレードはせず、自分の取引ルールで取引することが大切と聞いたので自分のルールをつくり実践していきたいと思う。

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
3月3日現在 7573円

プロフィール
早稲田大学 惟光
早稲田大学文学部2年、埼玉県出身。尊敬する人は、「投資の神様」ウォーレン・バフェットに紫式部! 旅行や写真が大好きで、サバの竜田揚げも大好き。 将来は「チャンスを平等にすることがしたい!」という。これまでFXはスキャルピング(ポジション保有後、短時間の内にわずかな価格変動から儲ける方法)で取引していたが、最近はスイングトレードに転向した。仮想通貨の取引も始めるなど、投資への関心は強く熱い。
明治大学 RW
明治大学総合数理学部2年、長野県出身。好きな歌手は、乃木坂46。趣味は映画観賞や乃木坂46が出ている番組の視聴で、週末などに楽しむ。将来は、IT系の仕事に就きたいと考えているが、今は単位を落とさないようにするのに必死。(笑)株式投資からスタートし、最近はビットコインを少々カジッたところ。為替相場は株式投資にも影響する大きな材料。FX投資はデモ口座でやったことがある程度だが、大学対抗戦となれば、話は別。経験を積みながら、トップを狙う。
慶応大学 石油王
慶応大学商学部3年、京都府出身。好きな歌手はCHEMISTRY。将来は証券ディーラーになりたい! 小学生のとき、父のFX投資を間近に見ていたことをきっかけに、為替に興味を持つ。中学1年のときのリーマンショックで怒涛の円高を目の当たりにし、この時に円を売っていれば大儲けできたのではないか、と気付いたという筋金入りのFX投資家。現在はテクニカル分析と呼ばれる、チャートの形状を判断材料としてトレードする手法を研究中。為替相場の世界で大成功を収めることを夢見て、日々精進中という。
姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中