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カス丸の「失敗しない引っ越し」(その3) まだある!? 新生活に必要な手続き(刈谷龍太)

   引っ越しシーズン、真っ只中! 前回、役所への届け出をうっかり忘れると、大変なことになることがわかったじぇい。でも、新生活をはじめるうえで、まだまだ手続きが必要なことがありそう。刈谷龍太弁護士に、見落としがちなことをあげてもらったじぇい。

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新生活のはじまりは、さまざまなサービスを見直すチャンス

   役所以外でも届け出や手続きが必要なことって、あるんきゃすか?

   電気やガス、水道など、ふだん何気なく受けているサービスは、公共のものも、それ以外のものでも対象となる人の住所を基準としている場合が多く、引っ越しによって住所が変わる場合には、これらをきちんと届け出ておかないと新生活をスムーズにスタートできません。

   公共サービスでいえば、電気、ガス、水道といった光熱費や運転免許証などがあります。それ以外のものでは、携帯電話やインターネット回線、新聞・雑誌の定期購読、生命保険などの保険サービス、銀行の預金やクレジットカード関係など、多岐にわたります。

   それぞれの届け出方法や手続きの仕方は、引っ越しする前から、あらかじめ利用規約か問合せ窓口などでよく確認しておくようにしてください。

   その中でも、やっておいたほうがいいこと、しなければいけないことがあれば教えてほしいじぇい

   基本的には、いずれも新生活のために必要なものばかりですので、甲乙つけがたいところですね。どれも、きちんと手続きしないと、生活できませんから。

   その半面、インターネットサービスや携帯電話などの、今まで何気なく受けていたさまざまなサービスを、引っ越しを機会にすべて見直して、改めて自分にとって必要なものを取捨選択するというのもいいかもしれません。

                                    (おわり)

刈谷 龍太(かりや・りょうた)
弁護士
中央大法科大学院修了。弁護士登録後、都内で研鑽を積み2014年に新宿で、弁護士法人グラディアトル法律事務所(https://www.gladiator.jp/)を創立。代表弁護士として、日々の業務に勤しむほか、メディア出演やコラムを執筆。男女トラブル、労働事件、ネットトラブルなどの依頼のほか、企業法務でも活躍。アクティブな性格で事務所を引っ張り、依頼者や事件に合わせた解決や、提案力を発揮する。千葉県生まれ、35歳。