2019年 12月 16日 (月)

カス丸! やっぱり、お金は「もらう」ほうがいいじぇい(その8)

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   前回は、資金調達の方法について教えてもらったじぇい。借りるか、もらうかが現実的みたいだけど、やっぱり返さなくていい「もらう」を狙っていきたいと思っているんだじぇい。そこで、種類とか、もらえる条件なんかもあるんできゃすか?

えっ、お金がもらえる? 補助金や助成金について知ろう!

   返さなくていいお金って、どうやったらもらえるんきゃすか?

   返済義務のない補助金や助成金は、カス丸くんだけではなく誰しもがほしいものです。ただし、前回お話ししたとおり、そう簡単にもらえるものではありません。そもそも、補助金や助成金とは何なのかをまず説明しましょう。

   補助金や助成金は、国や自治体などが創業や新規事業の支援、地域振興などを目的として用意している制度です。特に補助金は、期間中に申し込み手続きを行い、審査を通過して採択された事業者のみが受給対象となるため、ハードルは高めです。

   ただ、このような審査を通過すると「国のお墨付きを得た」事業だと判断されて、金融機関からの融資を受ける際にも有利になる可能性もありますので、そういう意味でもやってみる価値はあります。

   簡単にはもらえないけど、もらえたときは金額以上の価値があるってこときゃすね。

   そのとおりです。大きく分けると、補助金や助成金は3つのタイプに分類できます。

   (1)国の助成金

   雇用関係(主に厚生労働省)と研究開発型(主に経済産業省)に分かれ、雇用関係としては、雇用の促進や、労働者のキャリアアップなどを対象とするものなどがある。基本的には要件を満たす事業者が期間中に申請すれば受け取れるものが多い。

   (2)国の補助金

   国の政策目標に合致する事業展開や事業拡大に取り組もうとする事業者をサポートするために給付されるお金。起業支援や中小企業振興などを目的とするものや、特定の規模の事業者を対象とするものなど、目的や対象が細かく分かれている。申請(公募)期間が短めで、補助上限額が決まっているが多く、要件を満たして申請しても、必ず受給できるというわけではない。採択率は低め。

   (3)自治体の助成金や補助金

   各自治体が、地域の産業振興などを目的として、それぞれ設けている独自制度。地域によってさまざま。制度の充実している自治体で開業するのも一つの方法です。

プロフィール
兵藤 道隆(ひょうどう みちたか)
公認会計士・税理士
税理士法人アディーレ会計事務所
日本公認会計士協会東京会所属、東京税理士会所属
早稲田大学商学部卒業。専門分野は財務会計と管理会計。あずさ監査法人に9年間在籍し会計・監査のほか財務デューデリジェンス、株式公開のショートレビューなどを担当。また、事業会社に5年間勤務。IFRS(国際財務報告基準)を用いた場合の試算、決算早期化のコンサルティングを主として担当する。東京都出身。
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