J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

発達障害の人の「働き方」を伝授 出版社がネットで無料公開

   最近、発達障害の認知度がアップしたことで、大人になってから発達障害に気づく人が増えているそうだ。

   そうしたなか、実用書や資格書から電子書籍まで扱っている出版の翔泳社が、発達障害に悩む社会人のため、「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本」を、2018年5月15日から21日までの1週間の期間限定で全ページをインターネットで無料公開する。

  • 「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本」(翔泳社のプレスリリースから)
    「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本」(翔泳社のプレスリリースから)
  • 「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本」(翔泳社のプレスリリースから)

「段取りができない」「初歩的なミス」「コミュ力が不足」

   発達障害の人には、「同時に2つのことを行なうことが難しい」「段取りができない」「初歩的なミスをしやすい」「コミュニケーションが苦手」「仕事を先延ばししがちだ」などの特徴があり、仕事の達成や職場の人間関係に適応することを阻害している。

   翔泳社の「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本」では、そうした人のために、デジタルを使った仕事術やコミュニケーションのための練習法、集中力の高め方など、ちょっとした工夫で実践できるビジネススキルを紹介している。

   著者は、對馬陽一郎さん。長年、特定非営利活動法人「さらプロジェクト」で、発達障害のほか、精神・知的・身体など様々な障害を持つ人々の就労支援や職業訓練を行なってきた。これまでにも、「発達障害の人が上手に暮らすための本」「発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本」など、発達障害の人向けの本を出している(いずれも翔泳社刊)。

   無料公開ページは、こちら。

   https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798149295

   アクセスには、翔泳社のホームページから「SHOEISHA iD」への登録(無料)が必要だ。