J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

仮想通貨はジリ貧状態 ここが「正念場」じっくり構える早明(カソツー大学対抗戦)

   2019年は売り優勢ではじまった仮想通貨市場。ビットコインは(BTC)は1BTC=39万円付近で軟調に推移するなか、週後半にかけては、イーサリアム(ETH)のハードフォーク(仮想通貨ルールの変更時に、旧ルールを無視して新ルールを適用することで旧ルールの互換性がなくなること)の延期や海外取引所のハッキング報道などで嫌気して「売り」が強まった。リップル(XRP)も冴えない、ジリ貧状態が続いている。

   そうしたなか、早稲田大学のTAHと明治大学のホフマンはじっくり構える。慶応義塾大学の馬医金満は「不安の残る1週間」としながらも利益を積み上げ、國學院大學の億トレーダーはXRPの上昇を祈る。

  • ジリ貧の仮想通貨市場で、慶應大と國學院大が伸ばす
    ジリ貧の仮想通貨市場で、慶應大と國學院大が伸ばす
  • ジリ貧の仮想通貨市場で、慶應大と國學院大が伸ばす

下落基調にリップルのポジション減らそうか?(早稲田大)

1月16日(水)

   前週の金曜日(11日)から期末試験の勉強のため、なかなか相場を振り返られずにいる。今週の大まかな状況としては、1月14日にいったん下落に歯止めがかかったように見受けられた。

   再度1ビットコイン(BTC)=40万円ラインまで復帰。現在は1BTC=39万円ちょっとだ。保有するポジションはまったく手を加えていないが、平均取得価格から10%下がってしまったため、ここからの復帰は全体の下落トレンドを加味しても、望み薄なのだろうか。非常に悩ましい局面だ。

1月18日(金)

   今週はトレードに時間を割く余裕がなかったが、どうやら仮想通貨市場も弱気相場からまったく抜けられずにいたようだ。16日、17日、18日とレンジ圏内で推移しており、気軽に手が出せるような状態でもないだろう。

   現在、200リップル(XRP)と日本円およそ2436円を保有しているが、もしかしたらこのボラティリティを利用して少額の利益をスキャルピングで積み上げることはできるかもしれない。

   ただ、下落基調にあるこの相場の中で、頻繁に取引を重ねるのはやはり尻込みしてしまう。2018年の終わりから続いた段階的な下落に、いつ歯止めがかかるのかまったく予想がつかないでいる。

   このまましばらく下落トレンドが続きそうであれば、とりあえずXRPのポジションを減らしてリスクを回避しておきたい。

保有する資産           XRP
前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
1月18日現在          9665円

仮想通貨は出がらし状態「もう少し下がる」(明治大)

   こんにちは。地元の友人が結婚することを聞いて、しみじみとしているホフマンです。

   さてさて、仮想通貨のほうですが、1月18日(金)現在、ビットコイン(BTC)は47万5000円になるどころか、前週より下がっています。この40万円前後を「底」と考えている人は多いようですね。

   BTCのマイニングの開発をしている友人の話では、BTCが40万円を下回ると、日本での電気代などを考えると、マイニングでの資金調達のうまみがほぼなくなってしまうそうです。

   ですが現在、仮想通貨は出がらし状態。40万円を割って30万円付近になる可能性は十分にあると考えます。ボクは仮想通貨の価格はもう少し下がってもいいと考えているので、ここで売り注文を出したいと思います。

   40万9000円に、5000円の売り指値を出します。もし下がった場合は、一度利益を確定したあと、その資金のすべてで「売り」を出そうと考えています。

   利益確定は38万5000円。次に全額売るのは39万3000円くらい。40万9000円の売り注文が入った後に、BTCの価格が上昇した場合は43万円での損切りを考えています。

保有する通貨  なし
前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
1月18日現在  1万221円

ETHを損切り、買い戻し!(慶應大)

   みなさんこんにちは。馬医金満です。

   今週は仮想通貨市場にとっては不安の残る1週間となりました。

   というのも、仮想通貨の一つであるイーサリアム・クラシック(ETC)が「51%攻撃」(悪意のあるグループ・個人によってネットワーク全体の採掘速度の 51%=50%以上を支配し、不正に取引すること)を受けていたことが明らかになったからです。

   ひとつのマイナー(仮想通貨の発掘者)が、他のすべてのネットワークより資源を持つことでブロック生成の歴史を塗り替える、不正な「二重支払い」が発生しており、被害額が21万9500ETC(約1億2000万円相当)に達したといわれています。

   今回の「51%攻撃」により、理論的には安全だといわれているブロックチェーン技術も脆弱性を持つことがあり得る、ということが全世界に知れ渡ることになり、今後の仮想通貨市場に影響を及ぼす可能性も十分にあると思います。

   さて、今週の取引ですが、その「51%攻撃」のニュースを聞いた瞬間にイーサリアム(ETH)を、すべて売りました。その後の1月13日の1ETH=1万2500円を底に、また盛り返してくるだろうと考え、13日にまた6000円分を買い戻しました。

   他の通貨はほとんど値動きもなく、取引していません。

   現在の総資産は1万4239円で、前週よりもちょっと増えています。損切りと買い直しのタイミングが、かなりよかったです!

   ではまた!

保有する資産    BTC、XRP、ETH
前週からの損益     プラス122円
1月18日現在       1万4239円

XRP、35円台から上昇してくれ!(國學院大)

1月15日(火)

   前週末、私がふだん取引をしている仮想通貨レバレッジ取引所bitbank Tradeが2019年3月31日に取引停止になることがニュースになっていた。このニュースを受けて、取引所選びにも力を入れねばと思った。

   きょうのリップル(XRP)は始値35円台から終値35円台と、前週の下落した水準から変わらない価格推移しているので、恐らく今週も同じ水準で推移するだろう。

1月16日(水)

   XRPは始値35円台から高値36円台になるも、終値は35円台。出来高も少ない一日だった。前週の下落で意識していた日足の一目均衡表の下降雲よりも下の水準になってしまっているので、上昇はまだ先になるだろう。

1月17日(木)

   きょうのXRPはボラティリティが小さかった。高値・安値ともに35円台で推移した。終値も35円台で、相場が上昇トレンド突入、あるいは下降トレンドに突入するか、迷っている感じであることがうかがえる。個人的には上昇トレンドに突入してほしい!

1月18日(金)

   きょうのリップルの終値は36円台だった。久々に終値が上昇して36円台に動いたので、このまま上昇トレンドに突入してほしい!!

保有する資産       XRP
前週からの損益  プラス39円
1月18日現在     7086円