2019年 6月 25日 (火)

その83 選挙ポスターの「ひらがな」姓名 こんなものいらない!?(岩城元)

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   今年(2019年)4月は「統一地方選挙」の真っ最中である。その選挙で、好きでないのは、候補者の選挙ポスターに多い、姓名の「ひらがな(平仮名)」表記である。

   本来の姓名が平仮名であれば、何の問題もないけど、元々は漢字なのに、選挙ポスターだけ姓名の一部、あるいは全部をわざわざ平仮名にしている。片仮名もあるかもしれないが、いずれにしろ、僕にはこれらが腑に落ちない。

  • 埼玉県議会議員選挙のときの川越市内のポスター。全員、姓名に平仮名を使っている。
    埼玉県議会議員選挙のときの川越市内のポスター。全員、姓名に平仮名を使っている。

候補者の8~9割が姓名に「ひらがな」入り

   たとえば、候補者の本来の姓名が「岩城 元」だとする。読み方はいくつかある。そこで、漢字で「岩城 元」と書き、横に「いわき はじむ」と振り仮名をつければ、済むことである。

   ところが、選挙のポスターでは「いわき 元」あるいは「岩城 はじむ」という風に書いていることが多い。「いわき はじむ」もある。

   埼玉県でも統一地方選の前半、県議会議員選挙があり、僕の住んでいる川越市では定数4人に5人が立候補したが、候補者5人とも姓名のどれかを平仮名にしていた。

   他の選挙区はどうだろうかと思い、近くの5つの選挙区も回ってみた。合わせて10人の候補者のうち、漢字の姓名の横に振り仮名をつけていたのは2人だけ、あとはみんな、姓名のどこかを平仮名にしていた。

   統一地方選の後半、わが川越市の市議会議員選挙も4月14日に告示され、21日が投票日だが、48人の候補者のうち、44人までが姓名の一部か全部を平仮名にしている。

   同じく14日告示、21日投票日の東京都の区議会議員選挙も、千代田、港、豊島の3区を見て回ったが、8~9割の候補者がそうだった。

岩城 元(いわき・はじむ)
岩城 元(いわき・はじむ)
1940年大阪府生まれ。京都大学卒業後、1963年から2000年まで朝日新聞社勤務。主として経済記者。2001年から14年まで中国に滞在。ハルビン理工大学、広西師範大学や、自分でつくった塾で日本語を教える。現在、無職。唯一の肩書は「一般社団法人 健康・長寿国際交流協会 理事」
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