2019年 8月 19日 (月)

その90 バレーボール「得点ごとに抱き合う」光景 「こんなものいらない!?」(岩城元)

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   国際バレーボール連盟(FIVB)主催の「バレーボールネーションズリーグ」が2019年5月から7月にかけて、世界の各地を転戦して行われている。日本を含め男女とも16チームが参加していて、日本が出る試合はすべてテレビで実況中継されてきた。

   僕は深夜でない限り、それらを楽しんでいるが、見ていてひとつ「違和感」にとらわれる光景がある。それは、得点を入れるたびに、コートにいる6人の選手が集まって「抱き合う」ことだ。

  • うれしいのはわからないではないけれど……(写真はイメージ)
    うれしいのはわからないではないけれど……(写真はイメージ)

FIVBには、なにか「規定」があるのか?

   もちろん、得点した喜びを抱擁で表すことは何も悪くはない。だけど、なぜ1点ごとにわざわざそうする必要があるのだろうか。相手チームがサーブに失敗して点が入った時も抱き合っている。相手側に失礼ではないか!

   こうした抱擁は男子も女子も同じだし、日本以外のチームもやっている。FIVBには「得点を入れたチームの選手はその都度、抱き合うべし」といった規定があるのではないか、とさえ思ってしまう。

   その他のスポーツはバレーボールとは状況がかなり違う。

   折から、米国のゴンザガ大学にいるバスケットボールの八村塁選手が日本人として初めて、北米プロバスケットボールNBAのドラフト会議の1巡目で指名を受けた。

   それをきっかけに、同選手の試合での活躍ぶりがテレビの画面をにぎわせたが、見ていると、シュートが決まった後、コート上の5人の選手がのんびりと抱き合うなんてことはまったくない。すぐ次の闘いに向けて走り出している。

   野球だと、得点を入れた選手が戻ってきた時、ベンチ前でするハイタッチが喜びの普通の表し方である。「三者連続三振」をとった投手が捕手と抱き合ったりすることもない。

岩城 元(いわき・はじむ)
岩城 元(いわき・はじむ)
1940年大阪府生まれ。京都大学卒業後、1963年から2000年まで朝日新聞社勤務。主として経済記者。2001年から14年まで中国に滞在。ハルビン理工大学、広西師範大学や、自分でつくった塾で日本語を教える。現在、無職。唯一の肩書は「一般社団法人 健康・長寿国際交流協会 理事」
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