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ドル売り激しく1ドル=105円台に突入 あぁ早大、涙の大損失(FX大学対抗戦)

   トランプ米大統領が、外国為替市場を混乱に陥れた。中国が、米国の対中制裁関税「第4弾」の対抗措置として、米国が輸出する農産品を一時停止すると発表。中国・人民元は対ドルで約11年ぶりの安値水準に下落した。2019年8月5日夜、これにトランプ米大統領が反応。中国を「為替操作国」に認定した。米中貿易摩擦の悪化を受けて、ドル安・円高が急激に進展。1ドル=105円台に突入した。

   その後、一時106円台まで上昇する場面もあったが、106円近辺でもみ合いとなったが、週末にかけて再び105円台後半をうろついた。米中貿易摩擦は出口が見えない。

   そうしたなか、早稲田大学が「ドル安」の流れに乗じてプラスを確保する作戦に出たが、これが大損失を招き、意気消沈。慶応義塾大学も積極的にトレード。ショートポジションを持った。円高ドル安の流れを読んだ國學院大学は、久々の取引でプラスを確保。明治大学と一橋大学は、取引を控えた。

  • これは悪夢か!? 早大、大きく後退(泣)
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通貨を持ちすぎて動けず「損切り」(早稲田大)

8月9日(金)

   前週、米国が中国に対して関税制裁を実施した影響を受けたドルが、大幅安になった流れにうまく乗ってショートポジションを増やしていきたいと述べた。結果から端的にいうと、今回は大損で終わってしまった。

   この記事を書いているのも、もはや損益分を取り返すために内省しているようなものだ。自分の現状の資金力が8000円強であることを認識せずに、通貨を持ちすぎて動けなくなり損切りをせざるを得なくなってしまったのが顛末だ。

   前週2日(金)に市場の下落がひと息ついたところで、反発を狙おうとし、1ドル=106.53円で、ロングで入った。全体的には、まだ大幅下落リスクがあったために、少し上昇すれば手放そうと超短期目線で入ったトレードであった。

   しかし、そこからジワジワ下がっていき、反発を見込める状況ではなくなってしまい、結果的に「損切り」。そこで大きく資産が目減りしてしまった。

   この方向性を大きく見誤り、投機的な視点で市場に参入したことを反省したい。

   次回もこういった機会があれば積極的にポジションは保有したいと思うが、その時は利幅を狙いすぎず、コツコツと積み上げていこうと考えている。

   いずれにせよ、こういったトレード時に自分の思考プロセスをまとめる経験はできたので「よし」としよう。現在の総資産は、5603円だ。

前週からの損益  マイナス2732円
8月9日現在        5603円

多忙のため、取引は見合わせました(明治大)

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
8月9日現在        1万9871円

ショートポジションを仕掛ける(慶応義塾大)

8月9日(金)

   ドル円は6日(火)ごろから、「下降ペナント」を形成しつつあり、下に抜ける可能性が高いと感じていた。その後、下抜けを確認したので1ドル=105.464円と105.479円で、1000通貨で一つずつショートのポジションを持った。

   その後、1ドル=105.250円あたりですぐに反発して、105.600円付近まで上昇してしまった。

   エントリー位置が甘かったせいで、含み損中であるが、自分の見ている1時間足の移動平均線がパーフェクトオーダーを示しており、しかも6日13時の高値を基点とした値幅ではNT波動の値幅は超えているので、N波動かE波動である可能性がある、とみた。また、1日10時を基点とした波動だと、E波動での値幅がとても近いので、利益確定の目標を1ドル=104.900円辺りから104.730円辺りまでを目標に握っていきたい。

下降ペナント
ペナントは、上値抵抗線と下値支持線の間隔が次第に狭くなる三角形で、「三角もちあい」ともいわれる。下値支持線より上値抵抗線の角度が大きく、上値が切り下がっていくような形を「下降ペナント型」という。

8月10日(土)

   けさ、ドル円相場を確認したところ、1時間足で5本連続で陽線(株価の動きをみるローソク足で、始値に比べて終値が高かったことを、白で表示する線)が出ていた。強い上昇の力を感じたので、次に陰線が出るところと下落の強さなどを見て損切りを視野に考えていきたい。

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
8月9日現在         9110円

今週は取引を控えました(一橋大)

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
8月9日現在        1万4746円

「円高ドル安」とわかっていた!(國學院大)

   今週のドル円相場は8月5日(月)に106円50銭台で始まり、9日(金)の終値は105円60銭台と、前週に引き続きボラティリティが大きく、より円高ドル安傾向が強まった。

   その要因は、米中貿易摩擦への懸念から5日に2008年以来に1米ドル=7元を超える下落を見せたことで、アジア株が軒並み下落したのが円高の一つの要因と考えられる。その他では、米ホワイトハウスのナバロ大統領補佐官が米連邦準備制度理事会(FRB)に対して、75~100ベーシスポイントの利下げを実施するように要求したことも、原因の一つではないかと考える。

   このように、円高ドル安に傾く材料がたくさんあった週だったので、売り注文を入れていれば、比較的高く勝てる可能性があったし、それがわかっていたので久々に取引した。

   6日(火)、1米ドル=106円60銭台でストップロス(損切り)を107円に入れて、テイクプロフィット(目標利益価格)を106円に入れて取引したが、実際に利益を確定したのは106円40銭台だった。今思うと、少し利益確定が早すぎたが、20pips(1pips=1銭)以上稼げたので久々の取引としては上デキだったと思う。

   ちなみに、今回の取引理由は5日に105円台まで行った後に、6日に107円になった後、下落しているところだったので、相場のトレンドをみて売り注文をかければ比較的勝てると思って取引した。結果が出せたのでうれしい!

前週からの損益  プラス219円
8月9日現在    3万1074円