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アップルショックの損失を取り戻す! 「日経225」1か月半で50万円が150万円に!

   こんにちは。今回は私のリアルトレードの成果についてのお話です。

   2019年の私の投資は、朝起きていきなり50万円の損失からはじまった。1月2日、アップルが売上高を下方修正。日本は休場だったが、為替相場は私が今まで経験したことがない瞬間的な大きな下げではじまった。

  • 私も笑いたい……
    私も笑いたい……
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何とか損失を取り戻したいと頑張ったものの......

   豪ドル円で取引していたが、いきなり大幅な円高になるとは想定しておらず、ロスカットに。円高になれば追加資金を足せばいいと思っていたが、あまりにも急激すぎて資金を足す余裕はなく、アッという間に50万円の損失となってしまった。

   その日のツイートを記念に......。

ショック! 新年早々、朝起きたらロスカット
ショック! 新年早々、朝起きたらロスカット

   その後、何とか損失を取り戻したいと投資を頑張るものの、個別株や為替ではそれほどうまく利益が出ない。そこで投資を根本から見直してみることにした。

   よく考えてみると、仕事を辞めてから相場を見ることができる時間も増えた。思い切ってデイトレードというものをやってみてはどうかと考えた。今までやったことがない投資のほうが経験にもなるし面白い!

   そう前向きに考えることにして、日経225種株価指数で取引することに決めた。

   銀行員時代に投資信託の販売を10年以上してきたので、日経平均株価の動きはずっと見てきた。今の水準が十分高値であることもわかっている。ちょっと難しいかなと思ったけれど、デイトレードなので今後大きく上昇する必要はない。1日の動く幅がそれなりにあれば十分利益を確保することはできると考えて、思い切って始めることにした。

トレードルールを決めた!

トレードルールを決めた!
トレードルールを決めた!

   まずはやってみないとわからない。とにかく口座を開設してすぐにお金を入金した。9月27日に50万円でトレードをスタート。まずは、日経平均株価が大きくどちらの方向に向かっているのかを考えてみる。9月27日の終値が2万1878円90銭。十分高い水準だけれど、どこまで上昇するかは誰にもわからない。上昇のトレンドが続いている以上は上がる相場に乗っていきたいと考え、ロング(買い)からトレードをすることに。最初はなんとなく買ったり売ったりを繰り返してみた。

   日経平均株価は1日で200円?300円ほどの動きがあったので、為替で取引していたときよりは利益を出すことができた。

※ 具体的にどんなタイミングでトレードしているのかについてはツイッターで発信中!

   少し流れがつかめてきたときに、おおまかなルールを決めることにした。

◆トレードルール
(1)ポジションは持ちすぎない。
(2)できるだけ1日で決済する。
(3)指標発表で大きく動きそうな時は取引しない。
(4)大きな利益は追わない(500円程度の利益でも決済)

   これら4つのルールを守って取引していたら、10月16日に50万円が100万円になっていた。

50万円が100万円になった!
50万円が100万円になった!
 

「成功」のために実行したこと

   このルールがどうして成功につながったのかを、自分なりに考えてみた。

(1)ポジションを持ちすぎない

   投資でよくあることなのだが、思い切って大きな金額を投資してしまうと下落したときに何もできなくなってしまう。下がったときに追加で投資できるように余裕資金を残しておくことが大切なのだ。ポジションが少なければ下がったとしても損失額は少なくてすむ。追加で投資するお金もあるので、損切りをするのかそれとも追加で投資をして損益分岐点を下げるのかを選択することもできる。まずは上がることよりも下がったときのことを想定して投資をしていくことが大切だと思った。

(2)できるだけ1日で決済する

   私がやっている日経225種株価指数は夜間も動いている。日本市場が終わっても、ヨーロッパ市場、米ニューヨーク(NY)市場で取引が可能なのだ。世界の中心は米国。私たちが寝ている間に動いているNY市場に相場変動する可能性は十分にある。なので、相場変動したときに対応できない可能性があるのはリスクだと考え、ポジションはできるだけ持ち越さないように心がけた。

(3)指標発表で大きく動きそうな時は取引しない

   経済指標の結果次第で相場が大きく変動することはよくある。米国の雇用統計やFOMC政策金利の発表、パウエルFRB議長の発言など注目される材料はたくさんある。そして予想されていた値よりも大きく乖離していた場合は、相場も大きく反応する。上がるか下がるかは結果次第なのでわからない。うまく当てることができれば大きな利益を得ることができるが、外せば損失になってしまう。そんなリスクはあえて取らなくても、日々の動きのなかでトレードできれば良いと考えることにした。

(4)大きな利益は追わない(500円の利益でも決済する)

   トレードを始めると、どうしても大きな利益を求めてしまう。1回で大きな利益を出そうと思ったら、かなり大きな変動の波に乗るか、無理をして大きな金額で投資をするかのどちらかになってしまう。どちらも大きなリスクを取っていることになる。

   そんなトレードは小心者の私には向かない。大きな損失が出てくると不安になってしまうはず。なので、できるだけ細かく決済をしていくことにした。少ない時は一つのポジションで数百円の利益でも一たん決済することもある。日経平均株価が200円~300円動けば4万円から6万円くらいの利益を取れることもあった。細かいトレードを繰り返して、利益が積み重なり気がつけば50万円ではじめたトレードが150万円になっていた。

   このやり方でどこまでやっていけるかはわからない。大きな下落相場が来たら損失を出すことになる。それまでにある程度利益を積み重ねておけば、損失を出すことになっても問題ないと思っている。利益の範囲内であれば気にする必要はない。下落相場が来たら、今度は「売り」からトレードを始めればいいと考えている。

チャレンジする人
チャレンジする人

   投資のスタイルは人それぞれで、答えがあるようでない。そこが投資の面白いところだと思う。そろそろボーナスシーズンを迎えようとしている。この機会に新しい投資にチャレンジしてみるのもいいと思う。(ひろこ)

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