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「投機筋」戦法で早大が利益積み増し 明大は「逆転」を決意! 慶大が見るも無残な......(2)【FX大学対抗戦 第13週】

   早稲田大学は、「投機筋」戦法をモノにすべく米ドル円相場ににらめっこ。着々とプラスを確保した。現時点で1万円割れの明治大学は、「ロンドンフィクス時に大きなポジションを持って」攻める方針を決め、逆転を目指す。

   相場の反撃を食らったのが慶應義塾大学。予想外の展開となって「認識の甘さが出た」と前週の儲けをほぼ失い、一歩後退した。専修大学は、大学の課題などにかかり、多忙だったため、取引を見送った。

  • 好調だった慶大のつまづき……
    好調だった慶大のつまづき……
  • 好調だった慶大のつまづき……

自信のエントリーのはずが裏目に......(慶応義塾大学)

   結論からいうと、今週は見るも無残な結果となってしまった。途中のエントリーでは偏った見方をしており、ところどころの雑なエントリーとイグジットが顕著に見られた。自分がどういった見方で相場に向き合っていこうとしているのかが、気付いたら曖昧になっていることが多々あるので、来週もより一層相場に対する解釈を深めていきたい。

7月13日(月)
週明け前から下落目線であったため、どこで「売り」で入るかどうかばかり考えていた。夜頃1英ポンド=134.951円で「売り」エントリーした。その後、上昇して本来ならそこから売ろうと思っていた付近まで来たので、1ポンド=135.369円で「売り」エントリーした。深夜に下落しはじめたが、最初のエントリーが含み損だったことから早く手じまいたい気持ちがあり1ポンド=135.070円付近でイグジットした。178円のプラス。

7月14日(火)
1ポンド=134.297円で「売り」エントリーし、134.650円で損切りした。353円のマイナス。後々見直したが、この部分の相場の動きはまったくわからなかった。

7月15日(水)
きょうのトレードはかなり自信があった。しかも後々になって見直しても多少ラインの角度がまちがっていたが、エントリーに対する考え方は良いと感じている。1ポンド=134.944円で「売り」エントリーし、134.658円でイグジットした。
しかし、その後はダメなトレードの典型で、すぐにドテン(保有しているポジションを決済して逆のポジションを保有する取引)でロング(買い)してしまい、それは結局1ポンド=134.188円で損切りした。169円のマイナス。

7月16日(木)
この日の動きは、方向性の確定における認識の甘さが出た結果となった。1ポンド=134.290円で「売り」エントリーしたが、その後の予想外の上昇に巻き込まれ1ポンド134.925円でイグジットした。マイナス635円。

英ポンド円相場の動き
英ポンド円相場の動き
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
英ポンドは悩ましい値動きとなりました。上値が押さえられたのは、英国はEUと合意できない前提で進んでおり、企業に準備要請しているようです。合意なき離脱や限定的合意といったシナリオが浮上しています。その場合、多くの企業が厳しい状況に陥る可能性があるもの、現段階においてそのシナリオに備えているのは企業の全体の25%程度のみだそうです。
また、香港問題を巡って、英中の緊張感が高まっていることもリスク要因でしょう。
しかし、値動きを見るとそれほど下がっていないことから、個人的には好材料が出れば意外とレンジを上方向にブレイクするのではないかと感じています。

前週からの損益    マイナス939円
7月17日現在        1万2649円

◆ 今週は多忙のため、お休みしました(専修大学)

   今週はゼミの課題などにより多忙だったため、お休みさせていただきました。

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
7月17日現在         1万3813円