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【コロナに勝つ! ニッポンの会社】全国の公共施設をカバー 感染対策済みの会場探せるポータル作った!

   インターネットを使った集客支援サービスやイベントポータルサイトの運営などを行っている株式会社ライブアウト(大阪府堺市)は、全国の公共施設が取りくんでいる新型コロナウイルス感染症対策の情報を集め、その情報を反映した「感染症対策済み」の施設を検索できるサービスの提供を始めた。2020年9月1日に発表した。

   セミナーを開催できる会議室やホールなどを安心して借りられる、ニューノーマル時代に向けた新しい貸し会議室の検索サービスを目指す。

  • 全国2700か所以上の公共施設をカバー(画像は、「こくちーず スペース」のホームページ)
    全国2700か所以上の公共施設をカバー(画像は、「こくちーず スペース」のホームページ)
  • 全国2700か所以上の公共施設をカバー(画像は、「こくちーず スペース」のホームページ)

新型コロナ対策の情報を集めた

   ライブアウトの検索サービス「こくちーずスペース」は、会議室およびホールを所有する全国2700か所以上の公共施設をカバーしている。これまで見つけにくかった施設の詳細な情報をまとめ、地域エリアや規模・設備などイベントの目的に合った会議室を所有する施設を簡単に探すことができる。また、今では欠かせない新型コロナ対策の情報も集めた。

   施設の連絡先やアクセスの情報に加えて、Wi-Fi設備やコピー機、ロッカー、調理室、音楽室、授乳室などの設備の有無も掲載。イベント開催の地域エリア、規模や設備などを条件にした検索ができ、また、グーグルマップ(グーグルマイビジネス)と連携した施設の口コミ情報も確認できるので、多角的な検討が可能だ。

   新型コロナウイルスの「感染第2波」のなか、オフラインイベントは開催が制限され、数々の催しが中止や延期、縮小を余儀なくされている。緊急事態宣言の解除後は、制限が一部緩和されたものの、適切な感染対策を施したうえで参加者が安心して参加できるイベント運営が求められている。

   会場選びにも「コロナ対策」が欠かせない。「こくちーず スペース」では、ソーシャルディスタンスを考慮した室内の人数制限や施設内の消毒・殺菌・マスク着用の推奨、検温についてなどまで細かい取り組み情報も添えられている。

   ライブアウトでは今後は、公共施設に限らず貸し会議室やホールなどの施設を使用提供している企業などと提携し、さらに領域を広げた「会議室検索ポータルサイト」を目指したい考え。サイト内で掲載リクエストを募っている。