数独がアートになった!『数独通信』の表紙を飾る「SUDOKU ART」

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   数独ファンの方にはおなじみの『数独通信』(ニコリ発行)。毎号、全国の数独ファンから投稿された問題やイベントなど数独に関する情報、難問解説、読者からのお便りなどが掲載され、読めば数独がもっと好きになる一冊です。

   2006年に創刊されてから、これまでに35号続いているのですが、冊子を開く前に表紙のイラストにご注目。

   創刊号からずらりと並べると、クローバーにとまるテントウムシ、ジュークボックス、マンガ、ゴルフコース、錦鯉などバリエーションが豊富です。実は、これらのイラストはすべて数独の問題をビジュアル化したもので、「SUDOKU ART(数独アート)」と呼ばれている作品なのです。

   作者はデザイナーで、東京・代官山にある数独ギャラリーのオーナーも務める岡本修身さん。「数独アート」を制作する上で最も難しいのは、数独の問題と融合できるモチーフを探すことだと教えてくれました。

   そのため、岡本さんは普段からあらゆるジャンルにアンテナを伸ばして、数独の問題に使えそうなモチーフを探しています。これまでボツになった図案は数えきれないほどあり、その中には「マウイ島で300年前に使われていた象形文字」といった案まであったそうです。

英語のメッセージに込めた思い

問題の数字が入る部分に曲名を入れた
問題の数字が入る部分に曲名を入れた

   岡本さんにとっては、どれも思い入れのある作品ばかりなのですが、あえて一番印象に残っているものを選ぶとしたらどれ? と聞いてみたところ、30号の表紙を飾った「ジュークボックス」との答えが返ってきました。

   問題の数字が入る部分に『Take five』や『Six nights a week』などタイトルに数字が入っている楽曲を入れることで、数独とビジュアルが自然に融合した作品になったからだと言います。

   さらに話を聞くと、表紙に添えられた英語のメッセージもこだわりが! 例えば、35号の表紙を飾った「錦鯉」には、

Carp can be seen all around the world.
but Nishikigoi is the special kind of carp born in Japan.
Your Sudoku is a Japanese production as well.
(鯉は世界中で見ることができますが、錦鯉は日本生まれの特別なもの。数独も錦鯉と同じように日本生まれの"作品"です)

   といったように、このモチーフを選んだ理由が書かれているんです。

   数独の問題と同じくらい深く楽しめそうな、数独とアートのコラボレーション。今度、『数独通信』を手にしたら、ぜひ表紙をチェックしてください。

 

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岡本修身(おかもと・おさみ)さん
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。広告代理店でディレクターとして活躍し、海外の広告賞などを受賞。広告の枠にとらわれないクリエイティブを求め、フリーに転向後、「数独」をデザイン化した「SUDOKU ART」を制作し、Tシャツなどにも展開。東京・代官山にある「数独ギャラリー」で展示している。数独をベースにしたお絵描きパズル「絵どく」も考案するなど、数独をビジュアルとして楽しむことを伝えている。日本数独協会理事。

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