現役東大生のパズル作家が問題づくりの魅力を語る 「問題を解く中にも作家の個性やドラマが潜んでいます」【数独人に会うvol.4】

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   数独は、解いて楽しむだけでなく、問題を「作る」楽しみ方もあります。 いま、若手パズル作家として注目を集めているのが、現役東大生の谷 政一郎さん(19歳)です。中学校2年生でパズル総合誌『パズル通信ニコリ』で作家としてデビュー。「初心者も上級者も楽しめるパズルを」をモットーに活動を続け、2019年4月には初めてパズル本を出版しました。

   J-CAST数独ポータル編集部が谷さんに、数独・パズルをはじめたきっかけや、問題づくりの魅力を聞きました。

最初に数独を教えてくれたのは「おじいちゃん」

   J-CAST そもそも、数独に出会ったきっかけは何だったのでしょうか。

    小学校4年生の夏休みだったと思います。帰省した際に、たまたま祖父が新聞に載っていた数独を解いていたんです。時間もあったし、自分もやってみたいと思って、教えてもらったのがきっかけでした。その時は簡単なルールを教わっただけだったのですが、解き始めたら面白かった。それが原体験だと思います。

   J-CAST 子どもの頃から、算数が好きだったとか、数字に興味があったのでしょうか?

    そうですね、算数はわりと好きな方だったかな。だからといって、すぐにのめり込んだわけではなくて、しばらくは新聞の中で問題を見つけたら解いてみるくらいでしたね。

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   J-CAST 問題を「解く側」から、「作る側」へと変わったきっかけは?

    中学校でパズル同好会に入ったことからです。僕が入学した時、パズル同好会は存続の危機で、先輩方が困っていました。すでに卓球部に入ることを決めていたのですが、せっかくだし、もう1つくらい入っても良いかなと思ったんです。あと、雑誌にパズルを作って投稿して採用されると「お礼」がもらえるということを聞いて(笑)。お小遣いにもなるかな~と気軽な気持ちでした。

   J-CAST 最初から上手く作れたんですか?

    できませんでした。数独の問題を最初から最後まで一人で作れたのは、10回目くらいから。難しかったけど、逆にそれで好きになっていきました。僕以外にも、お小遣い目当てで入会した新入生が20~30人いたんですが、結局みんなパズルの面白さ自体にハマってましたね。

   J-CAST 一番難しかったのは、どんなところでしたか。

    最初は問題の答えを1つにするというところ。一度作った問題を解きなおして確認するのですが、最初はなかなかちゃんと成立した問題ができませんでした。確認作業はいまでも欠かせません。答えが1つであることを確認したら次は、味付けをしていきます。序盤だけちょっと難しくしてみようとか、ここは簡単に解き進められるようになど、緩急をつけていくんです。

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