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吉野家の味を家庭で 「冷凍牛丼」4年ぶりに復活

   吉野家の牛丼の味を家庭でも楽しめる「冷凍牛丼の具」の販売が2008年4月から、再開されることになった。BSE問題で販売停止していたが、4年ぶりに復活する。

熱湯で5分温めて、ご飯にかけて食べる

「吉牛」の味が再び家庭でも味わえるようになる
「吉牛」の味が再び家庭でも味わえるようになる

   「冷凍牛丼の具」は、店の味が家庭でも楽しめる冷凍食品。牛肉は、店で出されているものと同じ米国産牛肉。タマネギは米国産と国産を使用した。熱湯で5分間温め、ご飯にかけて食べる。

   あの"吉野家の味"を家庭で楽しむことができるのが売りだ。近所に店舗がない"吉牛"ファンに根強い人気があったが、04年2月に起きた米国産牛肉のBSE問題のため、販売中止となっていた。

   今回の販売再開について、吉野家の広報担当者は、

「以前よりお客様からの要望があったことと、昔ほどではありませんが、牛肉の輸入量が増え、材料の調達がしやすくなったので、販売を再開しました。現在、冷凍食品業界の調子があまりよくないですが、私どもは商品に絶対の自信を持っております」

と語った。

   販売は、4月以降全国の一部の生協で開始し、徐々に拡大していくという。1パック135gで、実勢価格は290円前後となる見込みだ。