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配達員もクールビズ! 佐川急便「ハーフパンツ」導入

パンツの外側にも「青と白」のラインが入っている
パンツの外側にも「青と白」のラインが入っている

   佐川急便は2009年7月1日から9月30日までの夏季限定で、国内宅配便業界で初めて配達員(セールスドライバー)の制服に「ハーフパンツ」を導入する。

   気温が高くなる夏の作業環境は過酷なもの。これまで青と白を基調にしたシャツとスラックスを着用して作業を行っていた佐川急便の配達員にとっても例外ではなく、「改善してほしい」という声が上がっていた。そこで08年から同社が一部で「ハーフパンツ」を試験的に導入したところ、配達員からも顧客からも好評を得たため、今回の導入を決めたという。着用は任意で、これまで通りスラックスで作業をする配達員もいる。

   「チーム・マイナス6%」のチーム員である佐川急便は、05年から管理職、事務部門のスタッフでクールビズを導入。社内の室温を28度に設定し、半袖での勤務を許可するなど、環境への配慮を進めていた。佐川急便広報部の担当者はこの「ハーフパンツ」導入に、

「熱中症予防や作業効率の向上が見込める。また、お客さまからもさわやかで涼しげに見えるのでは」

と期待している様子だった。