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「即席めんの父」生誕100年 チキンラーメンを「35円」に

「生誕百年パッケージ」
「生誕百年パッケージ」

   日清食品は、即席めん(インスタントラーメン)の発明者である創業者・安藤百福(ももふく)さんの生誕100年を記念し、新商品を2010年3月1日から発売する。

   即席めんは今や世界中で年間約1000億食が消費される「世界食」となった。そうした新たな食文化を創造した安藤さんの功績を多くの人に知ってもらおうと、今回の商品を開発したという。

   すっかりおなじみの「日清チキンラーメン」「カップヌードル」は、「生誕百年パッケージ」として安藤さんのイラストを入れ、それぞれ1000万食ずつ、発売当時の価格(チキンラーメン35円、カップヌードル100円)で売り出す。

   さらに「百福長寿麺」も同時発売。「鶏だし塩ラーメン」と「鴨だしそば」(各170円)の2種類あり、どちらも安藤さんの長寿(享年96歳)にあやかって、カップめん史上「最長」の1本約100cmのめんを使用している。味も、チキンスープを好んだ安藤さんにちなみ、前者はコクのある鶏ダシを、後者は風味豊かな鴨ダシで仕上げ、具材には縁起の良い「福」の文字が入ったかまぼこを入れている。