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No.3 「ぼくらの」は主題歌に感動しちゃう

バード 「来ましたかね?」

編集 「何が?」

バード 「レビューに対する誹謗中傷、雨あられ・・・・・炎上。てか、『精神が病んでいるw』『原作を読んでないだろwww』『顔出せ!コルァア!!!』・・・みたいな」

編集 「まだ、原稿、ネットにアップしてませんし・・・」

バード 「ホッ!(と一息)」

編集 「それほど読まれるような、内容の、コラムでもないですし」

バード 「ガビーン!!!!!」

編集 「それはそうと、『夏目友人帳』の回で書いた、泣ける、というキーワードが関心あるんじゃないですかね?」

バード 「泣ける?」

編集 「そう」

バード 「そういえば、アニメのテーマソングって、泣けるの・・・多いですよね。例えば、『創聖のアクエリオン』の主題歌、『創聖のアクエリオン』。1万年と2千年前から愛してる~♪1億と2千年後も愛してる~♪。もう号泣で、歌終わった後、アニメ見る必要ないや、満足、みたいな」

編集 「アニメ見てください」

バード 「最近では『とらドラ!』のエンディングの『バニラソルト』。堀江由衣さんが歌っているんだけど、アニメ本編の終わりと曲が重なって、胸がぐちゃぐちゃになるほど感動した」

編集 「堀江さんて、このあいだNHKで歌っていましたよね」

バード 「2009年1月10日にNHK総合で放送された『MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP.2』ですね」



編集 「なんか説明くさい、言い方ですね」

バード 「この時は『バニラソルト』は歌わなかったんですけど、2010年2月13日にBS2で放送される『MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP.2完全版』では『バニラソルト』を歌うそうですよ」

編集 「へー」

石川智晶さんは僕の叔母さんにそっくりだった

バード 「主題歌といえば、『ぼくらの』の『アンインストール』を聞いたときには感動。感動で泣けたよ~ん。アニメ見る必要ないや、満足、みたいな」

編集 「石川智晶さんが作詞作曲して歌っている・・・、ってアニメ見てください」

バード 「でね、去年放送した『MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP.1』を観てビックリ。石川さんが出ていたんだけど、石川さんってさ、仙台に住んでいる僕の叔母さんに、そっくりだったんだよ♪~」

編集 「オバサンって、バーさん石川さんに失礼な!」

バード 「いや、僕の叔母さんて、『山口百恵』そっくりでさ、母親に言わせると、若い頃は山口百恵より美人だったらしい。

編集 「・・・それは、会ってみたい・・・」

バード 「でも、うちの母親、叔母さんより自分のほうが美人だと思っていたから、百恵ちゃんより美人、という言葉が出たんだと思うんだ」


『ぼくらの』 2007年4月から独立UHF局などで放送。全24話。主題歌は石川智晶さんの「アンインストール」。

    夏休みに「自然学校」に参加した15人の少年少女(小中学生)が主人公。海の近くで倒れていた見知らぬ男と「ゲームの契約」を交わす。ゲームは巨大ロボットに乗って襲ってくる敵を倒し地球を救う、というものだったが、実は「コンピュータで作ったゲーム」ではなく、敵は、異次元、もしくは宇宙から襲ってくる「リアル」な敵だった。巨大ロボットのパイロットに選ばれた少年少女のうちの一人が、敵を一体倒すことによって、死ぬ。負ければ地球は滅亡。15人いた少年少女は、やがて1人を残して全員死んで行く。

    「ホラーSFロボットアニメ」と言えるような一風変わったアニメですから、好き嫌いに差が出ると思います。中学一年生の少年少女が一人ひとり、死と、人生に向き合い、「人間として大切なことを発見する」、しかし、それが活かされることはなく死んでいく、という理不尽さ。アニメをあまり見ない人が、「ぼくらの」を最初に見たら、強烈なインパクトを受けるのではないでしょうか。

ジョセフ・バード・ランカスター

ジョセフ・バード・ランカスタープロフィール

    英国ケンブリッジ出身。祖母が日本人のクォーター。青森にいる祖母からTVアニメビデオを実家に送り付けられ日本のアニメにはまる。15歳でアニメ好きが高じ単身日本へ。現在、青森の祖母と同居。人生を変えたアニメは「太陽の王子 ホルスの大冒険」「もえたん」。好きな食べ物はりんご、マグロ、鯨ベーコン。座右の銘は「イェ~イ!私だよんっ♪」(by「けいおん!」田井中律)。