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「古地図」めぐる東京の旅 それは発見の連続だった

読んでいるうちに自分も行きたくなる
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   iPhoneやiPad、Macを中心とするデジタルツールに造詣が深いフリーライター・荻窪圭氏が、古道巡りや古地図といった趣味を生かし、新刊本『古地図とめぐる 東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)を上梓した。

   同書には、荻窪氏が古地図や資料片手に主に自転車を転がしながら収集していった「生きた歴史」が収まっている。道、土地、城跡、古墳、人物、物語…と、6章に分かれており、「取り上げるトピックスを厳選して、できるだけひとつのエピソードや歴史をちゃんと追ってみた」(荻窪氏)という。

   「東海道は、はじめ東京を通っていなかった」「渋谷には城があった」「巨大古墳群が都内に残っている!」といった興味深い話題が数多く、浮かび上がってくるかつての姿に心は躍る。

   216ページ、新書定価893円。