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SIMフリースマホ「P8lite」、2万円台で64ビット・8コアの高性能CPU ほかウェアラブル端末などファーウェイから4製品

   ファーウェイ・ジャパンは、SIMロックフリースマートフォン「HUAWEI P8lite」、「HUAWEI P8max」、SIMロックフリータブレット「MediaPad M2 8.0」、ウェアラブルのスマートバンド「TalkBand B2」の4製品を、2015年6月19日から順次販売を始めた。ファーウェイは発売にさきがけて17日に都内で発表イベントを開き、同社デバイス・プレジデントの呉波(ごは)氏は「ゴージャスでエキサイティングな商品をお届けする」とアピールした。

  • ハーマン社の大久保千弥(せんや)氏(左から2人目)と握手するファーウェイ・ジャパンのデバイス・プレジデント、呉波氏
    ハーマン社の大久保千弥(せんや)氏(左から2人目)と握手するファーウェイ・ジャパンのデバイス・プレジデント、呉波氏
  • ハーマン社の大久保千弥(せんや)氏(左から2人目)と握手するファーウェイ・ジャパンのデバイス・プレジデント、呉波氏
  • 呉波氏が右手に持つのが「P8lite」、左手に持つのが「P8max」
  • スマホ2機種、タブレット、ウェアラブル端末の4製品を、6月19日から順次発売する
  • 「P8lite」は64ビット・8コアの高性能CPU搭載ながら、価格を2万8600円に抑えた
  • 「P8max」はRGBW画素のカメラが特徴 約6.8インチの大きめディスプレイ
  • タブレット「MediaPad M2 8.0」は、データ音源もCD並みの音質に向上させる「クラリファイ」搭載
  • 「TalkBand B2」は腕時計型のウェアラブル端末 エクササイズ機能が充実
  • 本体部分を取り外し、ヘッドセットとして通話もできる

カメラは1300万画素 ハイエンドモデルにはRGBW、光学手ブレ補正も

   スマホ2機種はカメラ性能が充実している。いずれも画素数は背面カメラが1300万、前面は500万。暗めの場所でも光量を補正する機能や、起動していなくても音量減ボタンのダブルプッシュで撮影できる「ウルトラスナップショット」などを備える。セルフィー(自撮り)機能も多く、5項目・10段階から自由にカスタマイズして自撮りを演出できる。また、CPUは64ビット・オクタ(8)コアで、複数の機能を同時に稼働してもスムーズに処理できる。

   「P8lite」は、性能とコストパフォーマンスを両立させたミドルレンジモデル。8コア搭載ながら2万8600円(税別=以下同)と価格を抑えた。5.0インチ、HD(1280×720ドット)ディスプレイで、対応OSはAndroid 5.0。6月19日にブラックとホワイト、7月中旬以降にゴールドが発売される。

   「P8max」は、6.8インチ、フルHD(1920×1080ドット)ディスプレイのハイエンドモデル。こちらのカメラはさらに高性能で、一般的なスマホカメラのRGB(3色)画素にホワイトを加えた、RGBW(4色)画素を採用。発色が良く、低ノイズで撮影できる。さらに、強力な光学手ブレ補正(OIS)により、ブレのない鮮明な画質を実現した。対応OSはAndroid 5.1。カラーはシャンパンゴールドで、8月下旬以降、5万9980円で発売する。

高音質が特徴の「MediaPad M2 8.0」 エクササイズ機能充実の「TalkBand B2」

   タブレット「MediaPad M2 8.0」の特徴は、サウンド性能の高さ。高級車の車載オーディオに採用されている世界的ブランド、ハーマン・カードンが音響を担当。その独自技術「クラリファイ」の採用により、圧縮音源でもCD並みの音質まで向上させる。また、ファーウェイの技術「スーパーワイドサウンド」も採用され、迫力あるサウンドを実現した。カラーはシルバー。8月上旬以降、3万9800円で発売する。

   「TalkBand B2」は腕に巻けるほか、本体部分を取り外し、ヘッドセットとして耳に装着して通話ができる。また、内蔵された6軸センサーにより、「歩く」「走る」「階段を昇る・降りる」といった動きや、睡眠の深浅を判別する。動作に応じた消費カロリーの計測もできるなど、エクササイズの機能が充実している。6月19日発売で、ホワイトとブラックは1万5980円、レザー仕様のゴールドは1万9980円。