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安保法案の余波で「おかあさんといっしょ」の画質が悪くなった? その理由は...

   安全保障関連法案(安保法案)が9月17日(2015年)、参院の特別委員会で可決された。

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   委員会の様子は、NHK総合テレビが中継。そのため、NHK総合で放送予定だった「大相撲中継」は、Eテレ(教育テレビ)で放送された。

   その余波を受けて、もともとEテレで放送されるはずだった「えいごであそぼ」や「いないいないばあっ!」、「おかあさんといっしょ」などは、Eテレのサブチャンネル(023ch)に場所を移した。

  • チャンネルの「上」ボタンを押すだけ
    チャンネルの「上」ボタンを押すだけ
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「サブチャンネル」で放送された

   「サブチャンネル」を利用すると、ひとつのチャンネルで複数の番組を放送できる。「マルチ編成」と呼ばれることもある。

   視聴方法は、メインチャンネルに合わせた後、リモコンの「チャンネル」ボタンの上側を押すだけ。

   サブチャンネルを導入している放送局は多いが、人気番組が「サブ」で放送されることは少ないため、今回初めて存在を知った人も多いようだ。

   サブチャンネルは便利だが、デメリットもある。デジタル放送推進協会の「地デジQ&A」ページでは、マルチ編成について、

「地上デジタル放送では、ハイビジョン1チャンネル分で、アナログ放送と同じ標準画質(SD)の3番組までを同時に放送することができます」

と説明している。つまり、ハイビジョンより画質が落ちるわけだ。いつもと違う画質に、とまどうツイッターユーザーも多かった。