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コンビニでクリアアサヒを買えば、あの「東京ラブストーリー」のオリジナル続編が読める!

   柴門ふみさん原作の「東京ラブストーリー」は、1989年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載が始まり、単行本の累計発行部数が250万部を超える、言わずと知れた名作。しかし多くの人にとっては「東京ラブストーリー」は、織田裕二と鈴木保奈美が主演したドラマの方が強く思い出に残っているかもしれない。ドラマの最終回の視聴率が32.3%を記録し、主題歌の「ラブストーリーは突然に」は250万枚を超える大ヒット、まさにトレンディドラマの先駆けだった。

   今回、クリアアサヒシリーズでは、そんなトレンディドラマで育った世代に向けたキャンペーンを展開していて、なんと「東京ラブストーリー」の25年後を描いた特別描き下ろし新作が無料で読めるらしい。ということで、実際にコンビニで「クリアアサヒ」を買って、50歳になった永尾完治(カンチ)とご対面してみた。

  • クリアアサヒの無料で読める漫画キャンペーンのイメージ写真
    クリアアサヒの無料で読める漫画キャンペーンのイメージ写真
  • クリアアサヒの無料で読める漫画キャンペーンのイメージ写真
  • 「東京ラブストーリー」続編の第1話 (C)柴門ふみ/小学館

350ml缶も500ml缶も応募条件は一緒

   まずキャンペーンについてだが、対象商品はクリアアサヒシリーズ。350mlでも500mlでもどちらでもOKだ。ただしコンビニで購入しないと応募できないので注意。
(セイコーマートはキャンペーン対象外)

   キャンペーン参加はスマホまたはタブレットから行う。購入レシートを撮影し、スペシャルサイトの応募フォームから送信。数分後、案内メールが届くので、メッセージ欄のURLをクリックすれば、読みたい話にアクセスできる。

   続編は1話につき12ページで構成されていて、「東京ラブストーリー」は全3話あるので、クリアアサヒを3本買えば読破できる。さて、50歳になった完治は一体どんな風に年を重ねているのか。

「東京ラブストーリー」続編の第1話~25年ぶりの再会

   一コマ目に目を通すと、 "カンチ"こと永尾完治と妻である永尾さとみがいきなり登場。二人の名前の後ろには(50歳)という年齢が書いてあるところが、時の流れを感じさせる。カンチの第一印象は少し枯れ気味だが、残念な感じにはなっておらず、今の織田裕二が演じても十分大丈夫そう。妻のさとみも十分若く描かれていて、髪型はショートカット。ドラマでさとみを演じていた有森也実がロングのイメージが強かったから、これは厳しいかもと頭の中で勝手にドラマ化を考えてしまう。

   そして一ページ目の最後のセリフに「赤名リカ」という文字が出てきた瞬間、これは本当に「東京ラブストーリー」の続編なんだと実感。そしてなんと赤名リカの息子と、完治とさとみの娘であるひなみが結婚前提で付き合っているという衝撃の事実が判明。二ページ読んだだけで、驚きの連続であった。

   連載当時、保育士だったさとみはリサイクルショップを経営していて、家事と仕事の両方に追われる毎日を送っている。一方の完治は故郷の四国に単身赴任中で、週末になると東京へ戻ってくるという生活を送っているらしい。専業主婦になりそうだったイメージのさとみが、リサイクルショップを経営しているとは、なかなか自分の予想とは異なる設定が面白い。

   旦那の元カノの息子と、自分の娘が結婚前提で付き合っているという事実に心穏やかでないさとみを中心に描かれている第一話。ドラマでも完治と江口洋介演じる三上のあいだで揺れ動いていたし、この人はいつも心揺れているんじゃないだろうか。

   そんなある日、保育士時代の同僚と久しぶりに会うことになり、そこに現れたのは元カレの三上! ドラマではロン毛で強烈なインパクトを与えていた江口洋介演じる三上。あれから25年、三上はどんな風に描かれているのか。そして三上とさとみにラブストーリーが突然始まってしまうのか。

   続きはクリアアサヒを買って読んでみよう!

16年6月24日12時公開の記事「あれから25年後を描いた『東京ラブストーリー』、第二話でも新たな展開が!?」はこちら