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サークルK・サンクスもついに「Tポイント」に一本化 どうなるRポイント

   ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)の子会社であるファミリーマートは2017年7月5日、サークルK・サンクス各店舗にて共通ポイントサービス「Tポイント」を導入すると発表した。

   第1ステップとして、8月1日からTポイントの貯める・使えるサービスを開始する。第2ステップのファミマTカード会員割およびTポイントプラスサービス対応は10月1日から。これにより従来利用されてきた「楽天スーパーポイント(Rポイント)」の対応は9月末をもって終了する。

  • サークルK・サンクスのポイントサービスが「Tポイント」に
    サークルK・サンクスのポイントサービスが「Tポイント」に
  • サークルK・サンクスのポイントサービスが「Tポイント」に

「Rポイントの方が貯まりやすかったのに」

   現在サークルK・サンクスのポイントサービスは、14年9月にスタートした「+K Rポイントカード」が使われている。支払い額100円(税抜)につき1ポイントが貯まり、さらに毎週火曜の獲得ポイントは2倍に増える。

   大手コンビ二3社の競争に巻き込まれてシェアを落としていた当時のサークルK・サンクスにとって、還元率が高くて提携企業が数多くあるRポイントカード対応は、有力なアピールポイントだった。現在も支持する人は少なくない。ツイッターでも、残念がる声は聞こえてくる。

「Rポイントカード、サンクスで重宝してたからなぁ。ボーナスポイント付いてる商品が多くて、100円で1ポイント付くし」
「Rポイントの方が貯まりやすかったのになあ」

   しかし昨年9月、サークルK・サンクスを運営するユニーグループとファミリーマートが経営統合したことにより状況は一変。共通ポイントサービスがファミリーマートのTポイントに一本化されるのは時間の問題と見られていた。

   Tポイントは「Tポイント・ジャパン」が運営しており、ファミリーマートも出資している。ファミリーマートで「Tカード・ファミマTカード(クレジット機能なし)」を提示した場合のポイント還元率は、税込200円につき1ポイント。もっともクレジット機能付きのファミマTカードでクレジット利用すると還元率はアップし、毎週火・土曜の「カードの日」はさらにポイントが上積みされる。

   今回の導入を記念して2つのキャンペーンが実施される。8月1日~10月2日に行われる「Tポイントスタート記念キャンペーン」は、サークルK・サンクス店舗でTカードを提示して買い物した人に、毎週抽選でTポイントをプレゼントする。賞金は、1等の1万ポイントをはじめ9週連続で毎週総額33万ポイント。

   「ファミリーマート・サークルK・サンクス合同くじ!」は、専用ページ「ファミマくじ」でくじを引くと、賞品がハズレなしで毎日当たるというもの。賞品はTポイント1000ポイントやファミキチ1年分のポイントなどが予定されている。キャンペーン期間は8月1日から8月28日まで。