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バナナ1日2本で便秘の悩みが改善された!? 日本バナナ輸入組合「検証動画」

   家族でバナナを1日2本、2週間食べ続けると、皆の便秘の悩みが改善した――。

   日本バナナ輸入組合(東京都千代田区)が2017年10月10日に公開した動画「FAMILIKE 家族に幸せをもたらす黄色い食べ物」で、こんな試験結果を発表した。

  • 動画「FAMILIKE 家族に幸せをもたらす黄色い食べ物」
    動画「FAMILIKE 家族に幸せをもたらす黄色い食べ物」
  • 動画「FAMILIKE 家族に幸せをもたらす黄色い食べ物」
  • 松生クリニック 院長 松生恒夫先生
  • バナナ摂取による便秘評価尺度の平均指数推移

肌のハリも良くなる?

   日本バナナ輸入組合は2017年8~9月、父と母、子ども2人の4人家族計3組を対象に、「バナナ摂取試験」を行った。1日2本のバナナを2週間、好きな時間に食べ続ける実験だ。

   家族全員に便秘の悩みを数値化してもらい、実験前と後で比較すると、平均で約10分の1に改善した。

   「腸のスペシャリスト」としてテレビ番組にも出演する、「松生クリニック」の松生恒夫院長は

「バナナには、整腸作用がある食物繊維とフラクトオリゴ糖が豊富に含まれています。バナナの継続的な摂取によって腸内環境が改善されたことによるものと考えることができます」

と解説する。

   父母の体重も平均で0.37キロ減少し、母の肌弾力は4.6%向上。松生院長は「腸と肌は密接な関係があります」とした上で、

「バナナには、美容ビタミンと呼ばれるビタミンB群なども含まれており、このような成分が肌の状態改善に寄与した可能性もあるでしょう」

とコメントした。

   子どもが100マス計算に要する時間も実験前後で、2分12秒も短縮した。

   実験終了後に行ったアンケートでは、83.3%が「バナナ摂取試験」を通じ「家族の会話が増えた」「家族が笑いあうことが増えた」「家族仲が良くなった」と回答している。

   こうした検証結果を基に、日本バナナ輸入組合は動画「FAMILIKE 家族に幸せをもたらす黄色い食べ物」を制作した。動画は2017年10月10日から「バナナ大学-バナナの情報総合サイト-」で公開されている。