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電子版ならたったの500円!『それ自体が奇跡』30代夫婦におすすめの1冊

   講談社は2017年12月22日~2018年1月8日まで、『それ自体が奇跡』(小野寺史宜・著)を電子版で先行配信している。

   驚きなのはその割引率。通常価格が1242円なのに対し、期間中の特別価格は500円と約6割引きで入手できるのだ。講談社が書籍を電子版で先行配信した例はあるが、これほど長期間にわたり文芸書を先行配信するのは初めて。

  • 『それ自体が奇跡』(小野寺史宜・著)
    『それ自体が奇跡』(小野寺史宜・著)
  • 『それ自体が奇跡』(小野寺史宜・著)

紙の単行本が発売されると通常価格に

   本は、オール讀物新人賞でデビューした小野寺さんの「夫婦三部作」のラストとなる小説だ。

   30歳、結婚3年目の田口夫妻はともに百貨店に勤めている。夫の貢は「本気のサッカーがしたい」と元日に宣言し、妻の綾が「絶対ダメ」と反対したことから、二人の波乱の一年が始まった。夫は本気で夢を追いはじめ、妻は別の男に惹かれ始めた。初めて訪れた危機を二人は乗り越えられるのか!?

   来年1月9日に紙版単行本(1566円)が発売されると電子版も通常価格の1242円になってしまう。今なら3分の1のワンコイン価格で購入可能なので、30代の共働き夫婦の方はお得な今のうちにゲットしたらいかが。