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あなたの「脇」に広告載せませんか 「ワキモデル」を募集するオモシロ代理店

   日本初、人の体の「脇」をメディアにした広告代理店「ワキノ広告社」が、「ワキ広告」掲載を実施している。コンセプトは「日本のワキをワクワクさせたい ~Excite the Japanese Side~」だ。

   現在、広告出稿者ならびに広告メディアとして脇を貸してくれる「ワキモデル」を絶賛募集中だ。女性に限らず、男性も大歓迎とのこと。J-CASTトレンドは7月30日、ワキノ広告社を取材した。

  • 「ワキモデル」あなたも挑戦してみては?
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  • 広告料金は片ワキ1時間1万円から

応募者の半数は男性、外国人もいる

   発表資料によると、ワキノ広告社は、美容事業を手がける「リベルタ」が販売する、脇のケア商品「白ワキ姫」のプロモーションの一環で2018年5月16日に事業を開始した。

   「ワキモデル」の応募は高校生から60歳を超える年長者まで、すでに100件を超えている。また、意外にも(?)男性からの応募が半数で、外国人の応募もあるということだ。以下、詳しい話をワキノ広告社の担当者・長谷川哲士さんに聞いた。

―――ワキモデルは応募者全員がなれるのですか。

「選考はあります。脇のケアの行き届き具合、SNSのフォロワーの多さ、脇の将来性などが選考基準です」

―――「脇の将来性」とは、どういう意味でしょう。

「脇とは時と共に進化する存在だと、ワキノ広告社は考えております。成長と共に脇も変わっていくでしょう。その脇の可能性まで含めて審査したいと私たちは考えています」

―――広告掲載中、モデルは何をしていればいいでしょうか。

「ふだんどおり生活しつつ、ワキノ広告社やクライアントに、写真撮影されます」

―――モデルへの報酬はありますか。

「あります。モデルさんやクライアントによって額は異なります。1時間で1万円以上報酬を得られることもあります」

―――モデルを体験した人の感想を教えてください。

「『新しい体験だった』『ワキをケアしていてよかった』『電車の中だと視線が気になった(笑)』などです」

広告料金は「片ワキ1時間1万円」

   第一弾となる「ワキ広告」の掲載企業は、全国に9院を展開する「聖心美容クリニック」(東京都・港区)だ。発表資料によれば、同クリニックは、提供する医療脱毛サービスと「脇をメディアにした広告」という点に親和性を感じたことから、広告出稿を決断したという。広告のペイントはタトゥーシールで、印刷業者で作成した。

   広告出稿料は1時間1万円から(制作費により変動あり)で、両脇の場合は2倍になる。