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「安室透フィーバー」すごいぞ 映画ヒットに続き漫画単行本が3日で60万部超

   青山剛昌氏の漫画「名探偵コナン」のスピンオフ作品「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」(著・新井隆広/監修・青山剛昌)がスマッシュヒットを飛ばしている。

   出版社の小学館が2018年8月13日、発売3日で緊急重版が決定し、累計発行部数が60万部を突破したと発表した。

  • 「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」(小学館)
    「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」(小学館)
  • 「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」(小学館)

安室透が自宅で湯を沸かし、喫茶店で働く姿

   8月8日発売の同作は、名探偵コナンの人気キャラクター・安室透を主人公に据えた物語だ。安室は「公安警察」「探偵」「黒ずくめの組織の一員」の3つの顔を持つミステリアスな男性で、女性読者の人気が高い。漫画では自宅で湯を沸かす姿や、喫茶店で働く姿など安室の日常が描かれている。

   今年4月に公開された安室が主役の劇場アニメ「ゼロの執行人」は興行収入が85億円を突破した。映画が大ヒットする中、「ゼロの日常」が5月9日発売の少年漫画誌「週刊少年サンデー」(小学館)で連載がスタートすると、発売日に売り切れ店が続出。このほか、はんこや香水など「安室関連グッズ」の売れ行きも好調のようだ。

   映画は、公開から4か月たった今も一部劇場で上映が続いている。さらに漫画本の「重版出来」と、安室フィーバーはまだまだ続きそうだ。