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日大三と東北勢の「因縁」またも 金足農に破れ「3連敗」、ただし勝てば...

   西東京の名門・日大三の「夏の甲子園」は、準決勝で終わった。2018年8月20日、金足農(秋田)に1-2で惜しくも敗れた。

   日大三はここ10年で5度、夏の甲子園に出場。2011年には全国制覇を成し遂げた。ここ5回、勝っても負けても最後の対戦相手は、いずれも東北の高校だったのだ。

  • 日大三校野球部、またも東北県勢に敗れる
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岩手を除く東北5県と対戦

   20日の準決勝、日大三は今大会これまでの4試合で31得点の強力打線が、相手エース・吉田輝星投手の前にわずか1得点と沈黙した。ベスト4進出が決まった18日には小池百合子都知事からも「日大三高の皆さん、頑張ってください」とツイッターでエールを贈られていたが、わずかに及ばなかった。

   ツイッター上では、日大三の健闘を称える声が相次ぐ中、一部でこんなつぶやきがある。

「毎回何故か東北の学校で終わる!?」「日大三高ちゃんずっと東北に負け続けてるのか...」...

   実は日大三はここ最近5回の夏の甲子園で、岩手を除く東北5県と対戦している。東北の高校に3年連続で敗退しているのだ。ただし2011年、青森・光星学院を破ったときは「優勝」している。

2009年(2回戦敗退)●日大三2-3東北○(宮城)
2011年(優勝)○日大三11-0光星学院●(青森)
2012年(1回戦敗退)●日大三1-2聖光学院○(福島)
2013年(2回戦敗退)●日大三1-7日大山形○(山形)
2018年(準決勝敗退)●日大三1-2金足農○(秋田)

   日大三は2年生の投手層が厚く、来年への期待も大きい。今大会では井上広輝投手が最速150キロ、広沢優投手148キロをマークしている。来年夏の活躍も注目だ。