J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

インスタ中心の生活「もうクタクタ」 1枚撮ったら1時間加工、旅行にでも行ったら...

   今もなお、利用者を増やし、人気を得ている「インスタグラム」。イマドキ女子ならやっていない人を探す方が難しいぐらい、必須ツールになりつつあります。

   しかし、その一方でささやかれるのは、インスタ映えならぬ「インスタバテ」です。

   今回は、そんな「インスタバテ」に注目。ギャル達がどういった時にインスタ疲れをするのか調査してみました。

  • キメの写真が撮れないと何十回も連写…
    キメの写真が撮れないと何十回も連写…
  • キメの写真が撮れないと何十回も連写…

通りがかりの人に20枚以上の撮影を頼む

【インスタバテその1:連写疲れ】

   「1ポストするのに30枚は撮るんだけど、それが全然盛れないと萎えます」と連写疲れを教えてくれたのは、JD2年のRさん。様々なテイストの写真を撮る中でも1番力を入れるのが「自撮りポスト」だけに、キメの写真が撮れないと何十回も連写するハメに...。また、旅行では通りがかりの人に「20枚以上頼むから申し訳ない...」といった意見もありました。

【インスタバテその2:タグ付け疲れ】

   「友達が私のことをタグ付けしたので、内緒にしていた遊びが彼氏にバレました~」と辛そうに教えてくれたのは、JK3年のKさん。友人が勝手に自分のアカウントをタグ付けしたことで内密にしていた遊びも勝手に晒されるハメに...。友人をタグ付けする際には、「タグ付けしていい?」と一言申し出た方が"事故"も起きなさそうです。

【インスタバテその3:事前の確認疲れ】

   「自撮りにこだわりがある友達がいて、その人との写真をアップする時にはいちいち確認を入れないといけない」と、事前に許可を取らないといけないことを嫌々そうに教えてくれたのは、JC3年のFさん。自分や友人のお気に入りの1枚をUPするのにも、入念の友人チェックが入れないといけないレギュレーションは、嫌気が差しそうですね...。

【インスタバテその4:インスタ中心生活疲れ】

   「インスタに何を載せるかを考えながら、毎日行動しているのでめっちゃ疲れます...」と、インスタ中心の生活を送ることで疲労が蓄積しているのを教えてくれたのは、アパレル店員のMさん。最初はみんなから「いいね」に喜んで楽しかったものの、いつしか「いいね」の無言のプレッシャーに苦しくなる時があるようです。

フォロー外されて友人関係に悩む

【インスタバテその5:「いいね」返し疲れ】

   「インスタって『いいね』されたら、『いいね』を返さないといけないような見えないルールがあるから、それに疲れます」と、「いいね」返しに気疲れしているのは、フリーターのSさん。本当は「いいね」と思っていない写真でも、いつも「いいね」してくれるから、社交辞令で返しておこうと思うギャルも多いようです。

【インスタバテその6:フォロー解除疲れ】

   「仲良い友達にリムられて(フォローを外されて)、ショックでした」と、フォローを解除されたことで友人との関係性に悩んでしまったのは、JK3年のKさん。最近では、誰がフォローを外したか分かるアプリで、逐一、そのリストをチェックしているギャルいるとか...。また、リムられたら、リムバ(リムーブ返し)するか迷うといった意見もありました。

【インスタバテその7:加工疲れ】

   「1ポストするのに加工で1時間は掛かるから、旅行とか行ったら逆にめっちゃ大変」と、加工疲れに葛藤するのは、インスタグラマーのTさん。インスタはただただ写真を投稿すればいいのではありません!写真の世界観や統一感が重要なことから、揃った色味になるまで寝る時間を惜しんで投稿することもあるようです。

【インスタバテその8:DM疲れ】

   「知らないメンズからデートの誘いや、卑猥な写真が送られてくることもあるので不快な気持ちになる」と不快感を露わにしてくれたのは、人気インスタグラマーのNさん。1万人以上のフォロワーを持つインスタグラマーになると知らない人から多数のDMが勝手に送られてくることも...。「何だろう?」と開いてみると男性の下半身の写真が送られてきたりすることもあることから、精神的に苦痛に感じてしまうようです。


   以上、ギャル達の「インスタバテ」8選はいかがでしたか?

   自分の好きなことを発信したり、世界中の人とコミュニケーション出来ることが強みのインスタですが、その裏には見えないプレッシャーがあったりと、いつの間にか自身の負担になっているギャルも増えているようです。

   あくまでも生活の補助的ツールぐらいに考えながら、上手く付き合うのが良さそうです。

grp編集長・安部舞紗