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昭和30年発売「あの」カンロ飴 初のレシピ変更で味はどうなった?!

   「あの」カンロ飴の新商品です。是非おためし下さい―――。

   2018年9月のある日、商品担当者のこんな直筆メッセージとともにJ-CASTトレンド編集部に送られてきたのは「カンロ飴」だ。昔懐かしいイメージ、子どものころから親しんできた人もいるだろうが、届いたのはこれまで舐めてきた「カンロ飴」とはちょっと違う。63年前の発売以来初のレシピ変更を経て、リニューアルされたというのだ。

  • 編集部に届いた、新「カンロ飴」シリーズ(2018年9月撮影)
    編集部に届いた、新「カンロ飴」シリーズ(2018年9月撮影)
  • 編集部に届いた、新「カンロ飴」シリーズ(2018年9月撮影)

「ミルク」は甘く、「ハーブ」はほろ苦く

   「カンロ飴」は1955(昭和30)年に発売、しょうゆを隠し味に使用したまろやかな甘さとすっきりとした後味が特徴だ。製造・販売を手掛ける「カンロ」が2018年7月12日に発表した資料によれば、「カンロ飴」発売以来、63年目で初のレシピ変更により、調味料(アミノ酸)を添加せずに提供できるようになった。パッケージも変更され、昨年発表した新しいCI(コーポレート・アイデンティティ)が中央に配置されている。

   リニューアルされた「カンロ飴」のほか、新商品「ミルクのカンロ飴」と「ハーブのカンロ飴」も、9月中旬から販売されている。

   「ミルクのカンロ飴」はミルクそのもののおいしさが味わえる。実際に試食してみると、甘いミルクに、ほんのりしょうゆの「甘じょっぱさ」が感じられた。「ハーブのカンロ飴」は甘さ控えめでほろ苦く、少しクセのある味。ハーブの良い香りが特徴的だ。

   懐かしい味のカンロ飴に、新しい風だ。