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予測不能!おにぎりメニューがポエム  「完璧な静寂」「それぞれの秘密」何が出てくる?

「やがて少年は気づく、それが一かけらの永遠だったということに―」

   一見、恋愛小説に出てきそうなこの一文。実は、おにぎりのメニュー名だ。タイガー魔法瓶(本社・大阪府門真市)が2018年10月19日~21日の3日間限定でオープンする、土鍋炊飯ジャーで炊いたおにぎりを提供するレストラン「La Donabe(ラ・ドナベ)」で提供される。

  • メニュー名「やがて少年は気づく、それが一かけらの永遠だったということに」
    メニュー名「やがて少年は気づく、それが一かけらの永遠だったということに」
  • メニュー名「やがて少年は気づく、それが一かけらの永遠だったということに」
  • メニュー名「ほろ苦さが教えてくれたのは、朝焼けの完璧な静寂」
  • メニュー名「満ち足りた二人だけが知っているそれぞれの秘密」
  • メニュー名「大いなるゆるしを受けたものたちのにぎやかな饗宴」

「中身が全然わからねえ」「想像以上だった」

   印象的なメニューは、ほかにも。「ほろ苦さが教えてくれたのは、朝焼けの完璧な静寂」、「満ち足りた二人だけが知っているそれぞれの秘密」と、おにぎりとは思えない名前がそれぞれ付けられている。

   これらのネーミングはツイッターで話題を呼び、以下のような反応が寄せられている。

「メニュー名好きすぎるwwww」
「これはただの厨二病だろ」
「中身が全然わからねえ」
「シェフのきまぐれなんたら風に乗せて的なのかと思ったら想像以上だった」

   なぜこのような名前にしたのか。J-CASTトレンドが9月26日、「La Donabe(ラ・ドナベ)」のPR担当者を取材したところ、食べる人のことを思って握る土鍋ごはんのおにぎりは、「愛」の象徴だとしたうえで、

「愛には、家族、夫婦など、様々な表現があり、それぞれネーミングしていたらこんなに長くなってしまいました」

と話した。

料金は無料、約10時間で予約埋まる

   写真を見ると、見た目はとてもお洒落なおにぎりだ。「La Donabe(ラ・ドナベ)」では、グランドメニュー全7品の中からランダムで1品の愛(土鍋おにぎり)と、裏メニュー1品を提供する。裏メニューの内容は「まだ秘密」だという。料金は無料で1日10回、各回30分の全席(24席)完全入替制だ。

   9月25日より特設サイトにて事前予約の受付を開始したが、PR担当者によれば予約開始後約10時間で480席の予約は埋まってしまった。当日席は、3日間で240席設けられているほか、運が良ければ予約キャンセル分が空くかもしれないとのことだ。

   場所は東京都渋谷区の「T-SITE GARDEN GALLERY」。